保険の一括比較・見積もりサイト「コのほけん!」を運営するSasuke Financial Labは、年収1000万円以上の会社員109名を対象に、高所得者の家計負担に関する実態調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
ちなみに国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によれば、年収1000万円以上の会社員が日本の全給与所得者に占める割合は5.4%となっている。
約半数が物価の高騰で、家計のやりくりが「苦しい」と回答
「Q1.あなたは、続く物価の高騰で、家計のやりくりが苦しいと感じることがありますか」(n=109)と質問したところ、「とてもある」が22.0%、「ややある」が27.5%という回答結果が得られた。
■83.3%が、続く物価の高騰で苦しいと感じる家計のやりくりに対して「対策を行っている」
Q1で「とてもある」「ややある」と回答した人に、「Q2.あなたは、続く物価の高騰で苦しいと感じる家計のやりくりに対し、対策を行っていますか」(n=54)と質問したところ、「十分に行っている」が18.5%、「やや行っている」が64.8%という回答となった。
■家計の物価高対策は「固定費の見直し」「娯楽費・交際費の見直し」
Q2で「十分に行っている」「やや行っている」と回答した人に、「Q3.あなたは、続く物価の高騰で苦しいと感じる家計のやりくりに対し、どのような対策を行っていますか。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「固定費の見直し」が64.4%、「娯楽費・交際費の見直し」が57.8%、「食費の見直し」が51.1%という順になった。