チューリッヒ保険会社は、運転にかかるCO2排出をオフセット(埋め合わせ)できる「カーボンニュートラル自動車保険」の利用対象を新規契約者のみから既契約者にも拡大したと発表した。
簡単なオンライン手続きでCO2削減の取り組みに貢献!
「カーボンニュートラル自動車保険」は、同社の「スーパー自動車保険」の契約者が、簡単なオンライン手続きで、マイカーの走行距離に応じたCO2排出をオフセットすることができるというもの。
同プログラムのパートナー企業であるCHOOOSE社のウェブサイト上で、車のサイズ、運転時間または走行距離を入力すると、CO2排出量とオフセット金額が算出。クレジットカード決済で相当額のクレジットを購入できるようになり、購入が完了すると「クレジット購入証明書」が発行される。
購入したクレジットは、国内外の森林保全団体(北海道美深町における 森林吸収プロジェクト/グアテマラ カリブ海沿岸地域保全REDD+プロジェクト/リンバ・ラヤ生物多様性保護プロジェクト)の活動資金に充当。これにより、森林管理を支援し、CO2吸収量の増加に貢献することで、マイカーのCO2排出量をオフセット(埋め合わせ)するというわけだ。
なお、同社も顧客のクレジット購入と同額を、日本国内の地方自治体やNPOなどの森林再生プロジェクトへ寄付するとのことだ。
簡単なオンライン手続きで気候変動に取り組める仕組みとなっているので、「スーパー自動車保険」契約者で、「地球環境にも配慮して、車の運転を楽しみたい」「気候変動に対して個人でも何か貢献したい」といった思いを抱いている人は、ぜひチェックしてみてはいかがだろう。
関連情報
https://www.zurich.co.jp/carbonneutral-lp/
構成/立原尚子