ダイソンは、空気清浄機の新製品として、標準モデルの「Dyson Purifier Big+Quiet」とホルムアルデヒド対応モデルの「Dyson Purifier Big+Quiet Formaldehyde」を発売した。価格はオープン。Dyson.co.jpでの販売価格は「Dyson Purifier Big+Quiet」が107,800円、「Dyson Purifier Big+Quiet Formaldehyde」が126,500円。
いずれも、ダイソンで初めて最大100m2のスペースで空気を浄化するために設計されたモデル。コアンダ効果を利用して、滑らかな表面上で2つの気流を合流させるという新しい送風システムにより、従来モデルの2倍以上の風量を実現し、1秒間に最大87リットルの浄化された空気を10m先まで送り出すことができるという。
また、ヘルムホルツサイレンサーやラビリンスシールなど、独創的な音響技術を組み込んだ綿密な設計により、運転音の低減に成功。最小では21.7dB、最大でも42.7dBというオフィスや図書館レベルの静かさを実現した。
もちろん、集じん・脱臭性能にもこだわっており、ほこり、花粉、0.1μm以下の粒子状物質を99.95%除去するH13規格の高性能HEPAフィルターと、VOCなどの有害なガスやニオイを除去する活性炭フィルターを採用。さらに、「Dyson Purifier Big+Quiet Formaldehyde」には、ホルムアルデヒドを分解する酸化分解触媒フィルターも搭載する。
このほか、粒子やガス、ホルムアルデヒド(Dyson Purifier Big+Quiet Formaldehydeのみ)のレベルを検知するセンサーも内蔵しており、LCDディスプレイやMyDysonアプリを通して、リアルタイムで室内の空気質をモニターすることができる。
主な仕様は、消費電力が20~50W。空気清浄能力は27畳(~45m2)で30分、79畳(~130m2)で60分。本体サイズは高さ830×幅415×奥行き434mm。重量は「Dyson Purifier Big+Quiet」が11.8kg、「Dyson Purifier Big+Quiet Formaldehyde」が11.9kg。カラーは「Dyson Purifier Big+Quiet」がホワイト/シルバー、「Dyson Purifier Big+Quiet Formaldehyde」がニッケル/ブルー。
↑「Dyson Purifier Big+Quiet Formaldehyde」
製品情報
https://www.dyson.co.jp/air-treatment/purifiers/dyson-purifier-big-quiet.aspx
構成/立原尚子