チェキ誕生から25周年!手のひらサイズのカメラ「INSTAX Pal」が加わってさらに広がるINSTAX“チェキ”超活用術
2023.10.12連載/ゴン川野の阿佐ヶ谷レンズ研究所「INSTAX“チェキ”超活用術」
INSTAX“チェキ”ならではの楽しさ
富士フイルムの営業利益を牽引する人気商品、INSTAX“チェキ”シリーズは誕生25周年を迎える今もなお、Z世代を中心に人気を集めている。その魅力を富士フイルムのINSTAX“チェキ”担当者に徹底取材した。
今回、お話をうかがったのは、富士フイルムイメージングシステムズ インスタント事業部の鈴木梨恵さん。チェキの魅力はシャッターを押してからチェキプリントが出てきて、そこに画像が浮かび上がるまでのワクワク感を共有できることだという。チェキのフィルムは、
●mini(ミニ)
●SQUARE(スクエア)
●WIDE(ワイド)
INSTAX mini 12
2023年3月に発売されたエントリーモデル「INSTAX mini 12」は、操作はとてもシンプルで、レンズリングを回して電源ON、さらに一段階回すと30~50cmの接写に対応できる。周囲の明るさに応じてフラッシュ光量が自動で調整されるので、背景が暗くなることもなく、接写での白飛びも抑えられる。さらに接写の際にファインダーから見える視野を、実際のプリントに写る範囲に合わせる機能(パララックス補正) も搭載されている。
セルフィー撮影時はレンズの横にあるセルフィーミラーで撮影範囲を確認しながらシャッターボタンを押す。mini 12は小学生も含む若年層がメインターゲットだが、誰でも簡単に撮影でき、その場ですぐにプリントを楽しめるのが最大の魅力だ。
mini 12のカラーは5色、推し活のトレンドである推し色やメンバーカラーで選ぶ女性もいるそうだ
カードサイズのミニフォーマットにはハートスケッチ、コンタクトシート、ソフトラベンダー、ストーングレーなど人気のフィルムが充実している
別売りのカメラケースとアルバムは、カメラと同色で揃えられるよう5色用意されている
アルバムもフィルムのフォーマットに合わせてバリエーションを豊
カメラケースは、ケースから出さずに撮影できる速写ケースになっている
背面のフィルムカウンターも読み取れるように穴が開けられている