芸能事務所の不祥事が原因で、該当事務所のタレントを広告に起用するのを見送る企業が増えている。一般消費者目線では、広告に対してどのような印象を持っているのだろうか。
オンジンは、不祥事に関連するタレントが広告に出ているときに関する意識調査を実施した。
最も印象が悪いと感じる年代は30代。年代が高くなるほど悪い印象を持つ割合が多くなる傾向
Q1. 「不祥事を起こした芸能事務所のタレント」が広告に出ていたら、その広告主に対してどのような印象を持ちますか?
「悪い印象を持つ」人は13.3%であった。最も多いのが「どちらかといえば印象の変化はない」の33.8%、次いで「印象の変化はない」が26.1%という結果に。
「悪い印象を持つ」と「どちらかといえば悪い印象を持つ」と回答した人の割合を足すと39.8%となる。約4割が不祥事を起こした芸能事務所のタレントを起用した広告主に悪い印象を持っていることが判明。
Q2. 「不祥事を起こした芸能事務所のタレント」が広告に出ていたら、その広告主に対してどのような印象を持ちますか?(年代別)
「悪い印象を持つ」割合が最も高い年代は30代であった。年代が高くなるほど悪い印象を持つ割合が高くなっている。
Q3. 「不祥事を起こしたタレント」が広告に出ていたら、その広告主に対してどのような印象を持ちますか?
「悪い印象を持つ」は38.5%であった。最も多いのが「どちらかといえば悪い印象を持つ」が35.5%、次いで「悪い印象を持つ」。
「悪い印象を持つ」と「どちらかといえば悪い印象を持つ」と回答した人の割合を足し上げると74%となった。よって7割以上が不祥事を起こしたタレントを起用した広告主に悪い印象を持つことが判明。
Q4. 「不祥事を起こしたタレント」が広告に出ていたら、その広告主に対してどのような印象を持ちますか?(年代別)
「悪い印象を持つ」割合が最も高い年代は60代であった。「不祥事を起こした芸能事務所のタレント」が広告に出ていた場合と比較すると、全体的に悪いと感じる割合が高くなった。年代が高くなるほど悪い印象を持つ割合が多くなる傾向は変わらない。
調査概要
調査内容:不祥事に関連するタレントが広告に出ていた時に関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年9月15日
有効回答:493名
回答者年代:20代〜60代
関連情報
https://onjin.co.jp/blog/survey-4
構成/Ara