DIME MAGAZINE
ネットで「一人暮らしの貯金額」を調べると、高い金額が出てきて「自分にはとてもできない額だ」と落ち込んだことがある人も多いのではないだろうか。
「平均額」だと、「一人暮らしでも余裕があるお金持ち」や「高齢者」などが数値を押し上げている可能性がある。
そこで、AlbaLinkが運営する「訳あり物件買取プロ」は、一人暮らしをしている506人を対象に「貯金額」についてアンケート調査を実施した。
一人暮らしの月の平均貯金額は27,812円、「理想の貯金額」は60,526円
一人暮らしをしている506人に「月の貯金額」を聞いたところ、平均は27,812円となった。一方でボリュームゾーンは「10,000円超20,000円以下」で、10,000円以下の人も4割近くいた。つまり、一部の「たくさん貯金をしている層」が平均値を引き上げているとわかる。
実際のところ、一人暮らしの学生や若手社会人の場合、収入が少ないため貯金に回せる額も少ないだろう。また「全く貯金ができていない」という人も1割近くいた。
続いて「ひと月の理想の貯金額」を聞いたところ、平均は60,526円という結果に。独身で一人暮らしの場合、少なくとも収入の5～10％程度を貯蓄に回すのがよいとされる。
フリーランスなど収入が不安定な働き方の場合は、収入の15～20％程度を貯蓄しておくと安心できる。なかなか貯金に回せるお金がなくても、「10％や15％なんて無理だから貯金はあきらめる」と考えるのではなく、少額ずつでも貯金に回すことが大切。
なお「理想」と「現実」の差は平均32,714円。休日に副業をすれば、3万円の上乗せは比較的簡単そうだ。
貯金額を増やしたいと思っていて副業が可能な人は、本業と両立しながら無理なくできる副業を探してみてはいかがだろうか。
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