コンタクトレンズの製造販売を行なうシードは、同社従業員1043名を対象とした『eye×防災』に関する意識調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
57%が「避難用防災グッズの中にコンタクトレンズ、眼鏡を両方とも用意していない」
コンタクトレンズと眼鏡を併用している従業員の内、「避難用防災グッズ」の中にコンタクトレンズ・眼鏡の『両方を用意している』は26%であり、『両方とも用意していない』の57%を大きく下回った。
また1dayタイプのコンタクトレンズを使用している従業員に対する、「避難用防災グッズ」に用意している1dayコンタクトレンズは何日分かの問いに対しては、20%が『7日分以上用意している』と回答したものの、やはり『用意していない』が最多の71%だった。
コンタクトレンズメーカーで働く従業員でも、コンタクトレンズを「避難用防災グッズ」として用意していない従業員が全体の7割近く占めており、防災グッズの用意に関しての意識に課題があることが明らかになった。
コンタクトレンズケア用品使用者の75%が「避難用防災グッズにコンタクトレンズケア用品を用意していない」
コンタクトレンズケア用品を「避難用防災グッズ」に用意しているのかについて、『用意している』は25%、『用意していない』が75%と、コンタクトレンズケア用品に関する防災意識は顕著に低い傾向であることがわかった。
約6割の従業員が災害対策用も兼ねて、予備のコンタクトレンズ・眼鏡を「両方」または「どちらかを持ち歩いている」
コンタクトレンズと眼鏡を併用している従業員の、災害対策用も兼ねた予備のコンタクトレンズ・眼鏡の持ち歩き状況は、『両方持ち歩いている』が21%、『コンタクトレンズのみ持ち歩いている』が29%、『眼鏡のみ持ち歩いている』が12%であることに対して、『両方持ち歩いていない』が38%。
約6割の従業員がコンタクトレンズ・眼鏡の『両方』またはどちらかを『持ち歩いている』一方、約4割が『両方とも持ち歩いていない』ということがわかった。
また、災害対策用も兼ねて予備のコンタクトレンズケア用品を持ち歩いているかについては、『持ち歩いていない』と回答した従業員が75%となり、『持ち歩いている』従業員は25%に留まっている。