一般社員層も職場の男性の育休取得にエール
一 般社員層に、職場の男性が育休を取得したときの気持ちを聞いた。すると、「育児の時間を大切にしてもらいたい」(80.5%)や「育児の応援をしてあげたい」(75.8%)といった応援の声が多くなっていることは判明。
また、約8割が「誰かが取得すれば取得する人は増えると思う」(77.1%)と答えており、個人の育休取得が会社全体の育休取得の推進につながると考えられているようだ[図11]。
決定!「男性の家事・育児力」全国ランキング2023
「 男性の家事・育児力」調査を都道府県別にランキングした結果、全国1位「高知県」( 214 点)、 2位「鳥取県」( 195 点)、 3位「佐賀県」( 191 点)という結果になった。高知県は2022年に続き、 2年連続の1位獲得となる。
積水ハウスが独自設定した「男性の家事・育児力」を決める4つの指標
積水ハウスでは「男性の家事・育児力」を決める4つの指標を設定している。
1つ目は「配偶者の評価」で、男性が行っている家事・育児の数と、男性が子育てを楽しみ家事や育児に積極的に関与すると思うかどうかの2つを4段階評価している。
2つ目は男性の「育休取得経験」で、育休取得日数が基準となる。
3つ目は男性の「家事・育児時間」で、男性の自己申告ではなく、女性から見た男性の家事・育児時間を基準とする。
4つ目は男性の「家事・育児参加による幸福感」で、男性本人に家事・育児に参加して幸せを感じているかどうかを4段階で聞いた。
これら4指標5項目をそれぞれ数値化し47都道府県別にランキングし、1位:47点〜47位:1点を付与し、各項目の点数を足し上げることで、都道府県別の「男性の家事・育児力」を算出した。
関連情報
https://www.sekisuihouse.co.jp/ikukyu/research.html
構成/清水眞希