メンタルヘルスケアは日常的に「必要がない」が4割超、一方で課題も
メンタルヘルスケアを日常的に行っていないと回答した497人に、その理由を聞いてみると、回答数が最も多かったのは「特に必要ないと考えているから(42.7%)だった。
2番目は「メンタルヘルスの問題に対する理解が不足しているから(10.9%)」、3番目は「忙しさや時間の都合でケアをする時間を確保できないから(10.3%)」となっている。
利用経験があるサービス1位は「医療機関」、2位は「オンラインカウンセリング」
メンタルヘルスケア関連のサービスの利用経験を聞いたところ、「ある」と回答したのは全体の41.5%となっており、半数以上はメンタルヘルスケア関連のサービスを利用したことがないことがわかった。
利用経験者に、今までに利用したことがあるメンタルヘルスケア関連サービスを尋ねた結果、最も多かったのは、「精神科・心療内科の医療機関(126人)」だった。
2番目は「オンラインカウンセリング(75人)」で、時間の柔軟性や、自分が好きな場所で専門家のカウンセリングを受けることができ、ウェブやアプリなどを通じて気軽に利用できることから、利用者が増えていると考えられる。