ナビタイムジャパンは、カーナビアプリ『カーナビタイム』にて渋滞回避レベルの異なる複数の渋滞回避ルートをユーザーが選択できる「超渋滞回避スライダー」の提供を開始した。
地図上で複数のルート案を見ながら、渋滞の回避レベルをスライダーで指定できる
「超渋滞回避スライダー」は、ルートに一定以上の渋滞があった場合に、ルート検索結果上に回避ルートの提案がされ、渋滞回避レベルを表すスライダーが表示される。
スライダーを左右に動かすと、渋滞回避レベルの低いルートから、遠回りでも渋滞を極力回避する渋滞回避レベルの高いルートまで、地図を見ながら複数の「超渋滞回避ルート」をユーザーが確認・選択できる機能だ。
『カーナビタイム』では2015年より、プローブ交通情報を活用して、渋滞回避に特化し目的地までの所要時間を短縮した「超渋滞回避ルート」をルートバリエーションの一つとして1種類提案していたが、本機能では、渋滞回避度合いに応じた複数の「超渋滞回避ルート」を提案する。
より渋滞回避レベルの高い複数の「超渋滞回避ルート」を算出するにあたっては、これまでの「超渋滞回避ルート」算出のロジックに加え、新たに過去の週末やゴールデンウィークなどの交通プローブ情報から高速道路から一般道に回避した抜け道を抽出して、そのまま高速道路走行した場合よりも早く到着したルートなどを分析・活用している。
2023年5月に発表した、2023年ゴールデンウィークの「抜け道ランキング」の分析等を通じて、特に大型連休など長距離にわたって長い渋滞が発生するときなどは、一般道に降りて走行することで、走行距離が大幅に増えるが所要時間を1時間以上短縮できるケースがあることもわかった。
走行距離が伸びても渋滞をできる限り避けたい、渋滞してもいいから走行距離を抑えて走りやすい高速道路を走りたい、などユーザーの好みや志向によってより良いルートを選択できる新機能で、渋滞のストレスを減らし、快適なドライブを楽しんでみてはいかがだろう。
※リアルタイムの渋滞状況を考慮しているため、道路状況によっては複数の渋滞回避ルートが提示されない場合がある。
関連情報
https://static.cld.navitime.jp/automostorage/servicestorage/html/carnavitime.html
構成/Ara