小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

企業が実施している社員の自律的なキャリア開発のための取り組み、3位社内公募制の導入、2位キャリアについて考える研修やカウンセリング、1位は?

2023.08.24

調査結果まとめ

まず、社員の自律的なキャリア開発のための取り組み状況をみると、8割超の企業が自律的なキャリア開発のために取り組みを実施、もしくは検討していた。特に、大企業ではその割合が高く、実に94.1%に達した。

ビジネスモデルの変化やデジタル分野での技術革新が進むなかで、昨今キャリア開発・リスキリングの必要性は高まっていますが、大企業を中心に企業側においても施策を実施・検討している様子が確認できる。

また、経団連や経済産業省が推奨したことで注目が集まっているリスキリングについては、76.7%の企業が経営課題として位置付けていた。一方で、リスキリングを経営課題と位置付けている企業に限っても、実際に会社(組織)として既に取り組みを始めている割合は2割に満たないのが現状だ。

リスキリングは特にデジタル関連スキルの取得についての文脈で語られることが多いが、実際に企業が社員に推奨しているリスキリングの内容としても「AI、IoT、などのデジタル関連」が7割超と高い傾向にあった。

特に、「技術、IT、研究開発」部門の社員に対しては、デジタル関連のスキルを推奨している企業が多いとの結果となっている。ただし、デジタル関連スキルと共に「現在の研究・開発・専門に隣接する分野の知識・スキル」を推奨している割合も高く、デジタル関連の知識にとどまらず、現在の業務に隣接する知識やスキルを広く身につけていくことを望む企業側の意識がうかがえる。

現状、自律的なキャリア開発・リスキリングの取り組みは大企業が先行している状況だが、経営環境の急速な変化から、今後は企業規模を問わず、より多くの企業において、経営課題としての重要性が高まってくると考えられる。

「当面する企業経営課題に関する調査 日本企業の経営課題 -組織・人事編-」概要
調査時期/2023年1月17日~2月10日
調査対象/JMAの法人会員ならびに評議員会社、およびサンプル抽出した全国主要企業(計4,000社)の人事部門の責任者
調査方法/郵送調査法(質問票を郵送配布、インターネットにより回答)
回答数、回答率/回答数596社、回答率14.9%

関連情報
https://www.jma.or.jp/

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年9月13日(金) 発売

DIME最新号は「AIスマホ Copilot+ PC 完全攻略ガイド」!SKY-HI、パリ五輪代表Shigekixも登場!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。