物価高に伴う価格転嫁、「できていない」が78.0%
Q7. 物価高、資源高、電気代高騰などのコスト増に伴う価格転嫁は実施できていますか? (SA)(n=528)
物価高の高騰に伴う価格転嫁の実施状況については、全体の78.0%が「できていない」ということが明らかになり、中小/零細企業における価格転嫁は難航していることが判明。価格転嫁が「できている」の回答は22.0%にとどまっている。
来年度の賃金の変更予定については、「変動はない」が最多の51.1%
Q8. 来年度、賃金の引き上げ、もしくは引き下げの実施予定はありますか? (SA)(n=528)
賃金の引き上げ、もしくは引き下げの実施予定について聞いたところ、「引上げ予定(引上げ済み)」は22.9%、「引き下げ予定(引き下げ済み)」は2.8%、「変動はない」が過半数の51.1%という結果に。その他、「検討中」は14.0%、「わからない」が9.1%となっている。
インバウンド需要増加への対応、「特に対応する見通しはない」が82.8%
Q9. インバウンド需要の増加に対する今後の対応・対策に関して教えてください。 (MA)(n=528)
インバウンド需要の増加を受けての対応について、全体の82.8%が「特に対応する見通しはない」ことが明らかに。対応を進める企業においては、「サービスの外国語対応」や「商品在庫の拡充を進める」等の取り組みが見られた。
関連業種におけるインバウンド需要への対応も「特に対応する見通しはない」が最多の83.5%
Q10. インバウンド需要の増加に対する今後の対応・対策に関して教えてください。 (MA)(n=139)
インバウンド需要増加の恩恵を特に見込める業種(観光業・飲食業・宿泊業・サービス業)に絞った場合の対応可否についても、全体の83.5%が「特に対応する見通しはない」という結果になった。
調査概要
調査タイトル/2023年上期景況調査
調査方法/インターネットリサーチ
調査期間/2023年7月25日~8月2日
調査対象/中小企業/零細企業の従業員284人、代表取締役244人
関連情報
https://freeway-japan.com/
構成/清水眞希