スキマバイトサービス「タイミー」を提供する社タイミーは、スキマバイトサービスの利用実態調査を実施。
惣菜などの部門でスキマバイト利用が今夏急増したため、「タイミー」で掲載された募集人数が、2023年7月に前年同月比約22倍となる、過去最多の募集人数を記録したと発表した。
スーパーでの募集人数が7月は前年比約22倍に拡大
過去1年の「タイミー」のスーパーでの募集人数推移を見てみると、2023年7月は前年比約22倍に拡大している。特に7月は前月比125%と急増傾向となった。
「タイミー」を導入するスーパーからは、「今年の夏は特に惣菜の売れ行きが好調で、調理や盛り付け、品出しなどの人手が必要になっている」、「物価高により自炊需要も続いており、客数が増えている。レジや品出しなど、複数の部門で人手が不足している」などの声が届いているという。
猛暑や物価高の影響でスーパーの利用が伸びる一方で人手不足が顕在化し、「タイミー」での募集人数も今夏特に増加していると考えられる。
関東エリアではスーパーの導入事業者数が前年同月比約2.6倍に増加
関東や関西、九州など都市部に本社を構えるスーパーを中心に、全国各地でタイミーの活用が広がっているという。例えば、関東エリアで「タイミー」に求人を掲載しているスーパーの事業者数は、今年7月に前年比約2.6倍に拡大している。
業務切り分けによりスーパーでのスキマバイト活用部門、業務が拡大
※経験者 / 未経験者の設定は店舗によって異なります。
スーパーでの募集人数拡大の背景には、導入事業者の増加のほか、スキマバイト活用部門の広がりによる、1店舗ごとの募集人数の増加も影響しているという。
これまでスーパーのスキマバイトは、品出しやレジ業務が主な業務。しかし、今夏好調な惣菜をはじめ、鮮魚、精肉、ベーカリーなど、あらゆる部門で人手が不足している状況を受け、タイミーでは、部門ごとに業務の切り分けを実施しており、スキマバイトの活用部門の拡大を進めている。
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https://corp.timee.co.jp/
構成/清水眞希