今年はゼルダの伝説の新作やFF16など注目のゲームが相次いで発売されており、お盆休みにまとめてプレイしたという人も多いのではないだろうか。
クロス・マーケティングは、2023年7月、コンシューマーゲームを月1回以上プレイしている全国15~69歳の男女1,070名を対象に「ゲームに関する調査(2023年)コンシューマーゲームプレイヒストリー編」を行った。
過去にプレイ経験のあるゲームタイトルを聴取した結果から、ゲームジャンルの変遷にスポットをあて分析をしたので、早速結果をお伝えしていこう。
1980年~現在までのゲームプレイ率の変遷
ゲーム&ウォッチが発売された1980年から現在に至るまで、プレイした経験のあるジャンルを積み上げて集計(レコードベース)した結果、「コマンドRPG」28%が最も高く、次いで「アクションRPG」「アクションゲーム」「パズルゲーム」が22%であった。上位には各世代に古くから親しまれてきたゲームジャンルがあがっている。
続いてプレイ率TOP5のジャンルについて、年代別のプレイ率の変化を確認した。
「コマンドRPG」は、現在の40代に長く楽しまれているジャンルといえそうだ。スーパーファミコンの登場によりドラゴンクエストやファイナルファンタジーのシリーズがブレイクした1990年代に、当時10代~20代前半だった40代のプレイ率は高く、現在でも20%のプレイ率をキープしている。
ゼルダの伝説シリーズが代表的な「アクションRPG」は、現在の20代~40代に広く遊ばれているジャンルであり、年代があがってもプレイ率は大きく変わらない。
スーパーマリオブラザーズシリーズなどの「アクションゲーム」は、現在の40代(当時10代~20代前半)のプレイ率は1990年代にピークをむかえ、現在は15%にとどまっている。
テトリスやぷよぷよなどの「パズルゲーム」は現在の40~60代のプレイ率が高いものの、30代以下の若年層では10%に満たない。
野球やサッカー、マリオカートなどの「スポーツ・レーシングゲーム」は、プレイ当時10代~20代前半中心に楽しまれていた。
プレイ経験のあるゲームタイトル
105のゲームタイトルを提示し、今までにプレイしたゲームを聴取したところ、「スーパーマリオブラザーズ」が35%、「あつまれ 動物の森」34%、「テトリス」32%がTOP3となった。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:全国47都道府県
調査対象:コンシューマーゲームを月1回以上プレイしている15~69歳の男女
調査期間:2023年:7月7日(金)~10日(月)
有効回答数:2023年:本調査1,070サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある
関連情報:https://www.cross-m.co.jp/report/it/20230803game/
構成/Ara