画像はイメージです
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(以下NTTコム オンライン)は、NPS(=Net Promoter Score)ベンチマーク調査2023銀行部門を実施。
最もNPSが高いのは、住信SBIネット銀行と発表した。
銀行部門のNPSおすすめランキング1位は住信SBIネット銀行
対象の銀行13行のうち、NPSのトップは住信SBIネット銀行(-16.7ポイント)、2位はソニー銀行(-20.9ポイント)、3位はセブン銀行(-31.2ポイント)となりました。対象13社のNPS平均は-42.7ポイント、またトップ行とボトム行との差は54.3ポイントとなった。
銀行業界全体ではブランドイメージや信頼性、アプリやネットバンキングの使いやすさがロイヤルティ醸成につながる
銀行業界全体のロイヤルティ要因分析(ドライバーチャート)
銀行業界全体のロイヤルティを醸成する要素としては、「企業イメージ・ブランドイメージのよさ」や「利用時の安心さ・セキュリティの信頼性」といった利用している銀行に対するブランドイメージや、安心さ・信頼性に関連する項目となった。
また、「公式アプリの使いやすさ・分かりやすさ」や「ネットバンキングの使いやすさ・分かりやすさ」といったデジタルの顧客接点に対する評価や、「手続きの簡単さ」や「問い合わせ時の応対の良さ」といった、手続きや応対の良さも銀行業界全体のロイヤルティを醸成する要因となっている。
一方で銀行業界全体における今後の改善が期待される項目としては「お客様に寄り添う姿勢・大切にする姿勢」や「不祥事を未然に防ぐ取り組み・企業努力」といった企業姿勢に関連した項目のほか、「ニーズを満たす商品のラインナップ・商品の魅力」、「サービスの対価に見合った合理的な手数料」といった、商品性・手数料に関連する項目、また「他金融機関との連携の良さ・使い勝手の良さ」なった。
NPSおすすめランキング1位となった住信SBIネット銀行においては、「ネットバンキングの使いやすさ・分かりやすさ」や「公式アプリの使いやすさ・分かりやすさ」、また「他の金融機関との連携の良さ・使い勝手の良さ」といった点がロイヤルティを醸成する要因となった。
2位のソニー銀行では「企業イメージ・ブランドイメージのよさ」や「お客様に寄り添う姿勢・大切にする姿勢」をはじめとした企業イメージや姿勢が、3位のセブン銀行は「店舗・ATMの利便性」の評価がそれぞれ高くなり、NPS上位となっている。