スポーツを中心とした様々なイベントに対応可能な施設
トヨタ自動車とトヨタ不動産、トヨタアルバルク東京の3社で協働して推進する「TOKYO A-ARENA PROJECT(東京都江東区青海 以下、本プロジェクト)」において、トヨタ不動産は施主として「TOKYO A-ARENA(仮称)」の起工式を執り行なった。
本プロジェクトは2025年6月の竣工、秋の開業に向けた着工が予定されている。
本プロジェクトの事業予定地は、大規模複合施設「パレットタウン」(2022年8月31日営業終了)跡地の東側に位置しており、りんかい線東京テレポート駅及びゆりかもめ青海駅から徒歩圏内、羽田空港や品川駅からのアクセスも良好。
開業後はトヨタアルバルク東京が運営を担い、B.LEAGUE(プロバスケットボールリーグ)所属の「アルバルク東京」がホームアリーナとして使用するほか、スポーツを中心とした様々なイベントに対応可能な施設となる予定だ。
また、本プロジェクトは「可能性にかけていこう」というコンセプトのもと、様々なパートナーの協力を得ながら、スポーツ、モビリティ、サスティナビリティといった領域を中心に、多様な可能性が集積し、さらには、その可能性が解き放たれる場所となることを目指すという。
トヨタ不動産 取締役社長 山村 知秀氏のスピーチ(抜粋)
「TOKYO A-ARENA PROJECTの『可能性にかけていこう』というコンセプトの実現に向けて、トヨタ不動産は、トヨタ自動車、トヨタアルバルク東京と手を携え、様々な可能性に応えられるよう、その器をしっかり作り込んで参ります。そして、地域の皆様と共に、ここ『青海』のにぎわい創出に尽力して参ります」
本プロジェクトの重点テーマ
『次世代スポーツエクスペリエンス』~もっと観たくなる、やりたくなる~
B.LEAGUE 1部に所属するアルバルク東京がホームアリーナとして利用する他、バレーや卓球などの室内競技、アーバンスポーツ、パラスポーツ、eスポーツ等の舞台として、幅広くスポーツの魅力を届けていく。
また、多様な観戦の楽しみ方の提案や、最新テクノロジーの導入を通じて、次世代スポーツエクスペリエンスの実現を目指す。可能性に挑戦する様々なアスリートの熱気と情熱を届けすることで、多くの人を勇気づけ、笑顔にすることを目指す。
『未来型モビリティサービス』~もっと便利になる、楽しくなる~
トヨタのモビリティテクノロジーを活用しながら、各企業のサービスや技術とも連携し、このアリーナでの体験を、もっと便利に、もっと楽しくすることを計画。モビリティテクノロジーの可能性を拓いていくとともに、これまでにないアリーナ体験の創造を目指す。
『持続型ライフスタイルデザイン』~もっとつながる、変わり続ける~
敷地内にある2つのパーク(屋外空間)活用による地域の賑わいへの貢献、アリーナ内のゴミ削減のほか、国内のアリーナ初となる、LEED(※)認証取得を検討中。青海に「青い海」を取り戻すために、地域、来場者と、リサイクル、リユース等、持続可能なライフスタイルを一緒にデザインしていくアリーナを目指す。
※ LEED Leadership in Energy and Environmental Design(米国グリーンビルディング協会が運営する建築や都市の環境性能評価システム)
施設概要
所在地/東京都 江東区 青海
施設名称/TOKYO A-ARENA(仮称)
敷地面積/約2万7000平方m
延床面積/約3万7000平方m
階数/地上6階 地下1階
収容客数/約1万人
竣工時期/2025年6月(予定)
開業時期/2025年秋(予定)
土地所有会社/トヨタ自動車株式会社
建物所有会社/トヨタ不動産株式会社
運営会社/トヨタアルバルク東京株式会社
設計・施工会社/鹿島建設株式会社
関連情報
https://www.alvark-tokyo.jp/a_arena/
構成/清水眞希