ITツール比較サイトのSTRATEを運営するSheepDogは、「ウェルビーイングに関するアンケート」を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
30〜50代経営者の39%が「ウェルビーイングという言葉を知っている」
0代〜50代の男女を対象とした「ウェルビーイングという言葉の意味を知っていますか?」というアンケートで最も多かった回答は「知らない」で60.83%だった。
次いで多かったのが「なんとなくは知っている」と回答した人の22.5%。「正しく意味を理解している」という回答が16.67%で、SaaSという言葉を知っていると回答した人は全体の約4割に達している。
ウェルビーイングの意味を正しく理解している30代は50代の約2.3倍
「ウェルビーイング」の意味を正しく理解していると回答した割合を年代別でみると、30代が最も高く22.5%、次いで40代が17.5%、50代は10%という結果になった。
また30代経営者の2割以上が、ウェルビーイングの意味を正しく理解していることがわかった。
ウェルビーイング(Well-being)とは何か?
ウェルビーイング(Well-being)とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態であることを表す概念で、英語の「Well(良い)」と「Being(状態)」が組み合わさった言葉だ。
ウェルビーイング(Well-being)という言葉が初めて登場したのは、1946年のWHO(世界保健機関)設立時に、世界保健機関憲章内の、スーミン・スー博士が定義づけした「健康」についての項目に登場している。
ウェルビーイング(Well-being)は、状態であるため、一時的に良好な状態というわけではなく、持続的に良好であることが必要。
自社がウェルビーイング(Well-being)の状態であれば、従業員の生産性が高まり、組織にとって良い影響をもたらすということがわかっている。
調査概要
対象者/全国の30歳〜59歳の男女/経営者・役員
サンプル数/300人
居住地/宮城県、東京都、愛知県、大阪府、福岡県
調査方法/ネットリサーチ
アンケート実施日/2023年7月7日
関連情報
https://strate.biz/column/trend/about_wellbeing/#e1
構成/清水眞希