■連載/ゴン川野の阿佐ヶ谷レンズ研究所
憧れのカーボン三脚
三脚の常識と言えば重いほどブレないだったのだが、最近はアルミ合金よりも軽くて強度があり、耐久性に優れたカーボン三脚が人気だ。カメラ自体もミラーレスになり軽量化されたため、持ち運びがおっくうになる重量級三脚よりも、軽くて見た目もカッコイイ、カーボン三脚を使いたい。しかし、カーボンにも弱点がある。それは、高価で熱に弱いことだ。
これを解決してくれるのが、中華製のカーボン三脚である。10層構造のカーボンを使い耐久性をアップ、そしてハイコスパなのだ。今回はレオフォトのライバルであるSIRUIのパイプ径33mm、3段、全高1400mm、重量1.8kg、最大搭載荷重22kgの「R-3213X」を借用した。このモデルの特徴は75mmのボールアダプターが付属しており、別売のレベリングベース「RX-75B」と組み合わせて、ビデオ雲台対応三脚として使える。セットで購入して約4万5000円と抜群のハイコスパ、三脚のみならU4万円である。