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2016.01.02

ゆとり飼育がもたらす猫の健康危害

 最近、猫のメタボ(肥満)は、その愛くるしい見た目による可愛さ故に、肥満でも可愛いからよい、とされる傾向がある。そんな中、ネスレ日本株式会社の「ネスレ ピュリナ ペットケア」は、人間と同様肥満は猫の健康にとってよくないものであり、メタボ猫を増加させているのはオーナーが愛猫に対して間違った形で愛情を注いでいるのではないかと仮説を立て、オーナーの愛猫に対する「飼育実態」と「意識」を明らかにするために、1070代のキャットオーナー400名(男女各200名)に調査を実施した。調査の結果、約半数が「食事の量に制限を付けていない」いわゆる食べ放題という飼育環境にあることが明らかとなった。一方で、3人に1人が「愛猫が太っている」ことを自覚していて、その原因は「食べ過ぎ」にあるという事も半数が認識している状況だ。そこで、愛猫の意思(食欲)に任せて愛猫をメタボ猫に育ててしまう飼育を「ゆとり飼育」と命名し、白金高輪動物病院・中央アニマルクリニック総院長の佐藤貴紀先生のアドバイスのもと、メタボ猫の増加を抑制するひとつになればとその調査結果をまとめた。

食べたい放題の食生活がメタボの原因をつくる!?

 「フードの量に制限を付けているか」の質問に対し、46.3%の人が「制限をしていない」と回答。さらに「いつでも食べられる状態」の環境の人は実に44.0%。続いて、「おやつをあげているか」の質問には、42.3%もの人が「あげている」と答えた。猫独特の食習慣はあるが、食べたい放題の食生活にしているオーナーが多い事が読み取ることができた。また、自由な食生活に加え、適量を超えたおやつのあげ過ぎなど、愛猫の食事の適正量を把握できていないオーナーが多いことが予想される。

  この結果について、佐藤氏は以下のようにコメントしている。

「猫の場合、食べたい時に食べる習性が先祖代々伝わっているだけに、人間と違い一日三食という規則正しい食生活はほとんどの猫は送っていません。しかし、猫にも一日に必要な摂取カロリーは決められています。いつも食器にごはんが入っている状態だと、一日にあげていいグラム数(量)は正確に管理をするのは難しいかと思われます。午前にあげたごはんが残っている場合に、そのごはんの上からさらにごはんを追加したり、夜さらに食べるのではないかと思い量を増やしたり、さらにおやつなどをのせてしまうなどの行為がどうしても食べ過ぎに繋がる傾向が見られます。オーナーさんとしては食べないよりは食べて欲しいですし、心配という観点からあげすぎてしまうのではないかと感じています」

オーナーの3人に1人が「愛猫が太っている」ことを認識

 愛猫の体型について、「太っていると思うか」を聞いたところ、「太りすぎ」、「やや太りすぎ」との回答が合わせて38.3%となり、3人に1人のオーナーが、愛猫がメタボである事を認識していることが判明。しかも、愛猫が「太っている」と答えたオーナーに対し、「太った原因として考えられること」を聞いたところ、「運動不足」が1位で68.0%。次いで「フードの食べ過ぎ」が54.9%となり、太った原因が「食事」であると自覚しているオーナーが半数以上いることが明らかとなった。

 佐藤氏によると「正直、来院する猫を見てみるとアンケート以上なのではという認識を持っています。もともと、猫の理想体重はどのように決めているのかというと、ボディーコンディションスコア(BCS)と言われる評価基準にのっとり決められています。5段階評価で、削痩(1/5)、体重不足(2/5)、理想体重(3/5)、体重過剰(4/5)、肥満(5/5)に分けられ、その中で理想は、体脂肪が15-24%です。手で肋骨を触った時に、わずかに脂肪におおわれている上方から見た時に適度な腰のくびれがあり、腹部はごく薄い脂肪層に覆われているというのが理想的な体型と言われています。ですので、見た目やぽっちゃりしていて可愛い見た目が理想体重という訳ではありません」

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