世界最大のステージレースの威信と魅力を体現
ビアンキからツール・ド・フランスのオフィシャルバイク「オルトレRC ツール・ド・フランス リミテッドエディション」をが発売された。
このバイクはグラン・ブークル (Grande Boucle=ツール・ド・フランスの別名) を走る選手の数と同じ176台の限定生産。ハイパーバイク「オルトレRC」のエアロダイナミクスコンセプトが世界最大のステージレースの威信と魅力を体現している。
すべての自転車レースファンが待ち焦がれる2023年ツール・ド・フランス。7月1日に予定されるスペインのビルバオでのスタートまであと数週間となった。
ビアンキはこの偉大なレースのオフィシャルバイクを制作した。ビアンキとツール・ド・フランスを結ぶエッセンスを形にした、自転車競技の歴史をこれまでも、そしてこれからも作り続ける2つブランドによるコラボレーションだ。
このバイクだけに許された特別な魅力、そしてイノベーション。すべてが176台のシリアルナンバー入り限定モデルに凝縮されている。
ツール・ド・フランスはオリンピック、FIFAワールドカップに次ぐ世界的なスポーツイベントであり、その影響力は計り知れない。
世界中が注目するステージレースの歴史に1ページを刻むことを夢見て、7月1日にビルバオから出発する選手たち。176という数字にそれぞれの夢が凝縮されていると言えるだろう。
特別な出会いに色を添えるべく専用のカラーを開発
オルトレRC ツール・ド・フランス リミテッドエディションは革新的なエアディフレクターを採用したハイパーバイクがツール・ド・フランスのアイデンティティに結びつき、さらに特別感を演出する要素を加え、魅力的な出会いを表現したバイクだ。
ビアンキ レパルトコルサはこの特別な出会いに色を添えるべく専用のカラーを開発。紛れもないチェレステでありながら、メタリックや玉虫色のように変化する現代的なアレンジがツール・ド・フランスの象徴であるイエローゴールドと調和する。シートチューブ右側に配置されたロゴもイタリアでハンドペイントされている。
シマノ Dura-Ace Di2やホイールはフロントにレパルトコルサRC50、リアはSPBテックシステムを搭載
この限定バイクは完成車として販売される。シマノ Dura-Ace Di2システムを搭載し、最軽量サドルの一つであるRC139カーボンサドル(重量わずか145g)には、イエローのアクセントとツール・ド・フランスのシンボルが施されている。
ホイールセットもフロントにはレパルトコルサRC50、リアにはSPBテックシステムを搭載したスムーズさとスピードを実現するRC65を搭載した。
オルトレRC ツール・ド・フランス リミテッドエディションは、すでにヨーロッパ中央時間の6月13日(火)午後6時より、ウェブサイト(https://www.bianchi.com/store/int_EN/tour-de-france-limited-edition-oltre-rc.html)で販売が開始されている。
購入者にはエクスクルーシブ・ボックスも届けられる
価格は15,500ユーロ(約240万円)+VATで、この体験をより貴重で特別なものにするためにデザインされたエクスクルーシブ・ボックスも含まれている。
ボックスの中には176人のオーナーに向けて、
・オリジナルのイエロージャージ
・ビアンキCEOのサイン入りウェルカムレター
・オルトレRC ツール・ド・フランス リミテッドエディションのすべてを詳細に紹介した画像とストーリーを紹介する冊子
・名前と1から176までの番号が書かれたオーナーカード
が入っており、シリアルナンバーはフレームにも表示され、選ばれた者だけが手にする証となっている。
また、ホイールバッグ2個とサドルカバー1個が付属する。これらにはインスピレーションとイノベーションの代名詞として、常に最高の製品を生み出してきたビアンキのレーシング部門であるレパルトコルサのロゴが記されている。
関連情報
https://www.japan.bianchi.com/news/3784
構成/清水眞希