DIME MAGAZINE
訳あり品などがお得に購入できる人気アプリ＆Webサービス6選
ここからは、訳あり品などが通常より安い価格で手に入るショッピングアプリやWebサービスをご紹介する。
訳ありの理由は様々だが、一般的には以下のようなものが多い。
• 賞味期限が近い
• 見た目が規格外
• パッケージ不良
• 業務用の簡易包装
• ちょっとした傷や汚れ
• 型落ち
• シーズンアウト
• 過剰在庫 など
訳あり品以外にも、生産者からの直売を理由にお得に販売されているケースもある。
①「Let（レット） – 食品ロス削減アプリ」
「Let（レット）」は、規格外品や過剰在庫、賞味期限間近などの訳あり品をアウトレット価格で購入できるアプリだ。
• 運営会社：株式会社レット
• 利用者数（会員数）：500万人以上（2022年8月時点）
• 会員登録：要
• 基本利用料：無料（プレミアム会員費290円／月）
• 取扱商品：生鮮食品、加工食品、冷凍食品、お菓子、日用品、美容品、家電、衣料品、玩具、ペット用品など
• App Store評価：4.4
• URL：https://let.jp/apps/top/
商品は食品が8割以上を占める。マスクなどの日用品や化粧品などの美容アイテムの取り扱いもあるが、「食品ロス削減アプリ」という名前の通り流通に乗せることができなかった農産物や、見た目に難はあるが味は変わらないお菓子、賞味期限が近いため廃棄間近の加工食品などをメインに扱っている。
2020年のリニューアルからユーザー数を伸ばし続けている人気アプリで、出店者数・登録者数共にフードロス関連サ―ビスのなかでもトップクラス。出品も比較的容易にできることから、地方の生産者による掘り出し物も多数あり。
節約＆フードロス削減のきっかけとしてまずチェックしたいおすすめアプリだ。
②「Kuradashi（クラダシ） – みんなトクするソーシャルグッドマーケット」
“みんなトクする” を合言葉にした社会貢献型ショッピングサービスが「Kuradashi（クラダシ）」だ。
• 運営会社：株式会社クラダシ
• 会員数：約39万人（2022年9月時点）
• 会員登録：要
• 基本利用料：無料（プレミアム会員費550円／月）
• 取扱商品：生鮮食品、加工食品、冷凍食品、お菓子、酒類など
• App Store評価：3.7
• URL：https://kuradashi.jp/
2015年にWebサービスをスタートし、需要拡大を受けて2022年にiOS版とAndroid版アプリをリリースした。
フードロスや社会問題に対しての意識が高く、「日本で最もフードロスを削減する会社」を謳っている。訳あり品や産地直送品をお得に手に入れることができるだけでなく、購入金額の一部が環境保護などの社会貢献活動への支援になるのが特徴だ。
加工食品やお菓子、飲料などの種類が豊富で、賞味期限が近いことを理由に人気メーカーの商品が半額近い値段で売られていることもある。アプリやWebサイトのUIがシンプルで、訳ありの理由がわかりやすく提示されているのには好感が持てる。
プレミアム会員費は月額550円と決して安くはないが、いつでも送料無料（※）で買い物できるので利用頻度が高い人はそちらも検討してみてもらいたい。
※商品や地域によっては別途送料が発生することもあり
③「Otameshi（オタメシ）」
「Otameshi（オタメシ）」は、訳ありの食品や日用品、化粧品などをメーカーから仕入れ、通常よりも手ごろな価格で販売するショッピングサイトだ。
• 運営会社：株式会社ネットプライス
• 会員数：非公開
• 会員登録：しなくても購入可能（会員限定商品有）
• 基本利用料：無料
• 取扱商品：加工食品、お菓子、飲料、酒類、日用品、雑貨類、美容品など
• URL：https://www.otame4.jp/
“いいものをお手頃価格で買えてちょっぴり社会貢献もできる” をテーマに、まだ食べられる食品やまだ使える日用品などを広く取り揃えている。出品者と購入者の直接取引ではなく、Otameshiがメーカーから仕入れた商品が展開されているのが特徴。
そのため基本的には野菜や果物などの生鮮食品の取り扱いはない。タイミングによってはKAGOMEや永谷園など人気メーカーの品が安く手に入ることもある。フードロス削減だけでなく、購入金額に応じて動物愛護団体や赤十字社などの社会活動団体へ寄付ができるシステムも好評だ。
④「TABETE 食品ロス削減アプリ- タベテ」
「TABETE（タベテ）」は、まだ安全に食べられるのにも関わらず売り切るのが難しくなった食品と、美味しいものをお得に食べたいユーザーとをマッチングさせるサービスだ。
• 運営会社：株式会社コークッキング
• 登録者数：約50万人（2022年3月時点）
• 会員登録：要
• 基本利用料：無料
• 取扱商品：パン、弁当、惣菜、洋菓子、和菓子など
• App Store評価：4.2
• URL：https://tabete.me/
「フードシェアリング」と呼ばれるこのサービスは、通販ではなく予約した商品を時間内にお店まで受け取りに（購入しに）行く仕組みになっている。そのため、パンやケーキ、和菓子、惣菜など、通常のネット販売では売買しにくい食品が美味しく新鮮な状態で手に入るのが特徴だ。
展開エリアは東京23区を中心とした全国の都市圏で、自宅の近隣に出品している店舗があるかどうかはアプリ内で検索することができる。出品商品には「レスキュー価格」が提示されているので、購入する場合は申請後に「引き取り予定時間」までにお店に足を運ぶ必要がある。
TABETEは2018年4月にローンチし、2020年の5月には登録店舗数1,000店を突破。2022年3月には2,000店舗に達するなど、注目度が急上昇しているアプリだ。いわゆる中食（外食と内食の間を取ったテイクアウト惣菜などを指す）業態のフードロス削減に興味がある人にはぜひおすすめしたい。
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