IP監視ソリューションプロバイダーのVIVOTEK Inc.から、エッジ顔認証カメラ FD9387-FR-v2が登場した。
カメラ単体で顔認証が可能など、主な製品特徴は次のとおり。
複数拠点で正確な顔検出と要注意人物の管理が可能
99%の顔認識精度を誇るFD9387-FR-v2は、複数拠点で正確な顔検出と要注意人物の管理を行なえる強力なツール。32G SDカード内蔵により、カメラ本体に最大1万人分の顔データを保存することができる。またマスク着用時の認証、年齢と性別の推定も可能だ。
最大5台のカメラでのサーバーレス顔認証インフラを構築
FD9387-FR-v2は、ミドルウェアやFTPサーバーを必要としないため、運用コストの削減が可能。主要業務に資金を集中することができる。
プライバシー・モードを装備
企業などプライバシーに配慮する場合には、個人のプライバシーを保護し、人物(POI)のスナップショットの送信を控えることができる。
さらに、POI情報をウェブ上で非表示にしたり、サードパーティシステムとの画像共有を無効にすることにも対応。これにより、ユーザーのプライバシーを守り、機密情報がユーザーの同意なしに共有されることを防ぐ。
顔認証カメラFD9387-FR-v2の紹介動画はこちらから
FD9387-FR-v2の主な仕様
・カメラ機能
イメージセンサー/1/2.8″ プログレッシブ CMOS
最大解像度/2560×1920(5MP)
レンズタイプ/電動バリフォーカル、リモートフォーカス
焦点距離/f = 2.7 ~ 13.5 mm
F 値/F1.4 ~ F2.8
・ビデオ
動画圧縮方式/H.265、H.264、MJPEG
最大解像度、フレームレート/30 fps @ 2560×1920(WDR Pro オン)、30 fps @ 2560×1440(WDR Pro オン)
S/N 比61 dB/ダイナミックレンジ120 dB
・ネットワーク
ユーザー数/最大10クライアントまでライブビューが可能
セキュリティ/アクセスリスト、ダイジェスト認証、HTTPS、IEEE 802.1x、パスワード保護、セキュアブート、署名付きファームウェア、トレンドマイクロ IoT セキュリティ(ブルートフォース攻撃イベント、サイバー攻撃イベント、不正接続隔離イベント)、ユーザーアクセスログ、ユーザーアカウント管理
プロトコル/802.1X、ARP、Bonjour、CIFS/SMB、DDNS、DHCP、DNS、FTP/SFDP、HTTP/HTTPS、ICMP、IGMPv3、IPv4、IPv6、NTP、PPPoE、QoS(CoS/DSCP)、RTSP/RTP/RTCP、SMTP、SNMP、SSL、TCP/IP、TLS 1.2、UDP、UPnP
インターフェース/10 Base-T/100 Base-TX Ethernet(RJ-45)
※ CAT5e およびCAT6 ケーブルの利用を推奨
・外形寸法/直径155×103.2mm、909g
関連情報
https://www.vivotek.com/jp/fd9387-fr-v2
構成/清水眞希