業界最高水準のデュアルハイブリッドNCを搭載!LDACに対応したTechnicsの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ80」
2023.06.07パナソニックは新設計の音響構造を採用したほか、業界最高クラス(※1)のノイズキャンセリング性能を実現したワイヤレスステレオインサイドホン テクニクス「EAH-AZ80」「EAH-AZ60M2」を2023年6月15日(予定)より発売する。価格はともにオープン価格。
EAH-AZ80
EAH-AZ80、EAH-AZ60M2に共通する主な特徴
デュアルハイブリッドノイズキャンセリングを搭載
独自のデュアルハイブリッドノイズキャンセリングを搭載。この機能は、まずフィードフォワード方式で高次フィルターによる精密なデジタル演算処理を実施。そしてフィードバック方式は、遅延が少ないアナログ制御により精度を高めた。
この2つの方式とデジタルとアナログ制御の組み合わせにより、業界最高クラス(※1)の優れたノイズキャンセリング性能を実現。さらに、EAH-AZ80では、外側のフィードフォワードマイクの性能が向上し、さらに周囲音の低減性能を高めている。
(※1)国内のノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン市場において。JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)基準に則る。 2023年3月31日現在。パナソニック調べ。
使用状況に合わせて選べる2つのアンビエントモード
優れたノイズキャンセリング性能を実現するだけでなく、ユーザーの安全や利便性にも配慮した。
外出中の周囲の音や電車内でのアナウンスや周囲の人の声を、イヤホンを装着したまま取り込むことができるアンビエント(外音取り込み)モードとして、トランスペアレントモードとアテンションモードを搭載。
トランスペアレントモードは従来と同じく周囲の音を拾いあげるモードだ。外での散歩中などに、イヤホンを装着したままで周囲の音を確認できる。
一方、アテンションモードは音楽は一時停止し、周囲の会話やアナウンスなど人の声に特化して周囲の音を取り込むモード。通勤中などに、イヤホンを装着したままで周囲のアナウンスなどを確認できる。
ワイヤレスでもハイレゾ音質を体感
Bluetooth伝送のためのコーデックとして、SBC、AACに加えて、LDAC(※)にも対応。LDACはSBCなどの一般的なコーデックの約3倍もの情報量を持ち、最大96kHz/24bitのハイレゾ音質の伝送も可能となっている。
※LDACのコーデックで接続するには、アプリから設定を有効にする必要があります。また、再生機器側での設定も必要な場合があります。
このほかにも、3台の機器と同時接続で接続切替が不要な業界初(※3)「3台マルチポイント接続」対応や、クリアな通話音声の実現など、リモートワークを快適にサポートしてくれる機能を備えている。
※3 OSアカウントやIDで連携しなくても動作するマルチポイント機能として業界初。2023年3月31日現在。2023年6月15日発売予定製品。パナソニック調べ。
EAH-AZ80の主な特徴
フリーエッジ構造を採用した直径10mmドライバーを搭載
Technicsが培ったHi-Fiオーディオ技術、そして完全ワイヤレスイヤホンのための高音質技術を結集。色づけのないクリアな音質を追求し、アーティストの表現をありのままに再現。音楽に込めた情感までもリアルに描く。
具体的には、まずEAH-TZ700に搭載のドライバーと同様のアルミ振動板、フリーエッジ構造を採用した直径10mmドライバーを搭載。
剛性の高いアルミ振動板を十分に駆動する大口径10mmドライバーと、低域特性の良い振動板周囲を柔らかいエッジで支えるフリーエッジ構造により、幅広い周波数帯域で色付けのないきめ細やかな再生と広い音場感を実現する。
自然で臨場感あふれる高音質を実現するアコースティックコントロールチャンバー
ドライバーの後端に専用の音響空間を設け、ドライバーの空気の流れを精密に制御。低音域やボーカル帯域の帯域バランスを整え、力強い低域とリアルなボーカルを再現する。
さらにドライバー前方の空間を適切に調整することで、高域特性を改善。自然な音質を実現するハーモナイザーも備えている。
長時間使用でも快適な装着感。新開発「コンチャフィット」形状デザインを採用
一般的なカナル型イヤホンは耳穴に挿入するイヤピースとハウジング部の耳の周囲への接触で保持される。このため、長時間の装着では耳が痛くなるなどの影響がある。
EAH-AZ80では、イヤピースによる保持に加え、耳穴の周囲のくぼみであるコンチャ(耳甲介)にフィットするコンチャフィット形状を採用。
その結果、優れたフィット感を追求。同社によれば300個以上の形状試作と数多くの装着試験を経て検証を重ね、耳への負担も少なく、より安定した装着性を実現するフォルムに辿り着いたという。
https://jp.technics.com/products/tws/az80/
EAH-AZ60M2の主な特徴
バイオセルロース振動板採用の直径8mmドライバーを搭載
適度な内部損失を持ち自然な音を再現できるバイオセルロースを振動板に採用。振動板の直径を8mmとすることで十分な剛性を確保でき、色づけのない音色と自然な高音質を実現する。
アコースティックコントロールチャンバーとハーモナイザーを搭載
ドライバーの後端に専用の音響空間を設置。ドライバーの空気の流れを精密に制御することで、低音域やボーカル帯域の帯域バランスを整え、力強い低域とリアルなボーカルを再現する。
さらにドライバー前方の空間を適切に調整することで、高域特性を改善。5kHz以上の高音域の周波数特性の乱れを抑えることで理想的な帯域バランスを実現し、自然な高音を奏でていく。
https://jp.technics.com/products/tws/az60m2/
関連情報
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230529-1
構成/清水眞希