ファーウェイが手首に装着して血圧を測定するウェアラブル血圧計「HUAWEI WATCH D」を発売

ファーウェイ・ジャパンは、日本の管理医療機器認証を取得したウェアラブル型の血圧計「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」を6月14日に発売する。市場想定価格は60,280円。

「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」は通常のスマートウォッチと同様に手首に装着し測定姿勢を取るだけでいつでも簡単に血圧測定を行なうことができるウェアラブル型の血圧計。

本体内部に圧電式のマイクロポンプを搭載し、小さいながらもベルト部分に格納されたカフにしっかりと空気を送り込むため、安定した計測が可能なうえ、高精度圧力センサーも装備し、精度の高い圧力フィードバック制御と空気抵抗を最小限にすることで、圧力測定の誤差を±3mmHg以内に抑えるという。

また、毎日の血圧測定時にかかる圧力に耐えられるように、ベルト部分には耐久性の高い高分子素材を採用し、この高分子素材をフッ素ゴムで挟みこむサンドイッチ構造にすることで、変形しづらく、安定した測定を実現。

加えて、幅の狭いカフで起こりがちな計測結果の安定性の欠如を補うために、独自技術の「HUAWEI TruBP血圧アルゴリズム」を採用。これにより、さらに安定した計測結果を算出することができるという。

さらに、「HUAWEI Health」アプリを使うことで、血圧測定結果データの管理もスマートフォンでシームレスに完了。血圧測定スケジュールに合わせてリマインダーを設定することも可能だ。

血圧測定以外の健康管理機能も充実しており、心拍数モニタリングにおいては「HUAWEI TruSeen 5.0+ 心拍数モニタリング技術」が採用されてり、2色のLEDライトとリング状に配置された8個のフォトダイオードが相互に作用することで、光ノイズを効果的に除去し高い精度での測定を実現。血中酸素レベル、睡眠、ストレスなどのヘルスケアデータも計測することができる。

そのほか、70種類以上のワークアウトモードにも対応し、6つのワークアウトは自動識別も可能。スマート通知、アラーム設定、天気予報といったスマートアシスト機能も搭載する。

サイズは約W38×H51×D13.6mm、質量は約40.9g（ベルト含まず）。バッテリー持続時間は通常使用で最大7日間。防水・防塵性能はIP68相当。測位方式はGPS/Galileo/Beidouに対応し、センサーは加速度センサー/ジャイロセンサー/光学式心拍センサー/環境光センサー/温度センサー/圧力センサー/ALSセンサーを装備する。

製品情報
https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-d/

構成／立原尚子