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長引いたマスク生活の影響で4割近くの人が「表情筋の衰え」、3割以上の人が「笑顔のぎこちなさ」を実感

2023.05.31

3月13日より新型コロナウイルス感染拡大に伴うマスク着用基準が緩和される中、ロッテは全国の20~50歳の男女を対象に「マスク緩和前後の行動・意識調査」を実施。順天堂大学医学部・小林弘幸教授のコメントと併せて結果を発表した。

マスクの着用状況について〜「できるだけマスクを着用」が66.5%

2023年3月13日からのマスク緩和後のマスク着用状況について、66.5%が「特に変わらず、できるだけマスクを着用している」と回答。

これに対して「シーンに合わせてマスクを外すようになった」人が26.5%、「常にマスクを着用しなくなった」人が3.0%と、約30%はマスクを外すようになっていることが明らかになった。

5月8日からの新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行によって、状況はさらに変わったことが予想される。

マスクを着用している理由〜外見を理由にマスクを着用しているも多数

「特に変わらず、できるだけマスクを着用している」と「シーンに合わせて外すようになった」と回答した人に、マスク着用を継続している理由を聞いたところ、半数以上の人が「感染を防ぎたいから(57.5%)」、「周りが着用しているから(51.1%)」と回答した。

一方で、「口元を見られたくないから(17.2%)」や「メイクや髭剃りなどのケアをするのが面倒だから(14.5%)」「表情を見られたくないから(12.6%)」と回答する人がいるなど、口元や表情など、自分の外見を理由にマスクを着用している現状も明らかになっている。

特に女性がその傾向が強く、「口元を見られたくないから」と回答した人は、男性が10.9%に対して、女性は23.3%といった結果になった。

マスクを外して感じること〜「呼吸が楽になる」と回答した人が約80%

「シーンに合わせて外すようになった」と回答した人を含めたマスクを外すようになった人に、マスクを外した生活で感じることを聞いたところ、「呼吸が楽になる(78.8%)」、「気分が開放的になる(38.1%)」、「自分の表情が伝わってコミュニケーションがとりやすい(21.2%)」とメリットを感じている人が多数いることが明らかになった。

一方、「相手にどう見られているか気になる(11.9%)」「自分の口臭が気になる(11.0%)」などと、感染リスク以外のことに対してネガティブに感じている回答もあった。

また、「自分のフェイスラインや顔の筋肉の衰えが気になる」と回答した人が、男性が2.8%に対して女性は17.0%という結果になるなど、ここでも女性の方が外見を気にしている割合が高い傾向が見られた。

マスク生活による表情への影響〜40%が「表情筋の衰え」を実感

「マスク生活が長引いたことで顔や口周りの筋肉が衰えたと思いますか?」という質問に対し、12.0%が「とても思う」、28.6%が「やや思う」と回答し、40.6%の人が顔や口周りの筋肉の衰えを感じていることがわかった。

「笑顔がぎこちなくなったと思いますか?」という質問に対しても、34.7%の人が「とても思う(8.9%)」「やや思う(25.8%)」と回答している。

どちらの質問も男性よりも女性が「思う」と多くの方が回答しており、特に「顔や口周りの筋肉の衰え」に関する質問では、半数以上(54.4%)の女性が「衰えたと思う」と回答。

長いマスク生活で口元がゆるんだり、コミュニケーションをとる機会が減少したことによる影響が浮き彫りになっている。

調査結果まとめ〜自律神経のスペシャリスト 小林弘幸教授のコメント

今回の調査で、「顔や口周りの筋肉の衰え」や「笑顔のぎこちなさ」を感じている人がいることがわかったように、長いマスク生活で表情筋が衰えてしまい、自然な笑顔をつくることができない人が増加しています。

今後、マスクを外すときに表情や笑顔のぎこちなさによって自分の表情や外見が気になってしまうだけでなく、笑う機会が減少し自律神経の乱れなど心身に影響が及ぶ恐れがあるため注意が必要です。笑顔は自律神経を安定させリラックス状態をもたらすため非常に重要で、自然な笑顔を作り、笑う機会を増やすことが大切です。

そこで、表情筋を動かし、自然な笑顔作りを助けてくれる方法として、私は「ガム噛むこと」をおすすめしています。「ガムを噛むこと」で顔や口周りの筋肉を動かせるだけでなく、口臭ケアやリズム運動によって自律神経を整えることにも繋がります。また、ガムを日常的に噛むことで唾液内の免疫物質が増加することも分かっています。

「ガムを噛むこと」は簡単に取り入れることができますので、ぜひ実践してみてください。

小林弘幸氏
順天堂大学医学部 総合診療科・病院管理学 教授
自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した「腸のスペシャリスト」でもある。

調査概要
調査方法/WEBアンケート調査(全国)
調査対象/20~50歳の男女
有効回答数/400名
調査期間/2023年4月18日~4月20日
調査主体/ロッテ

関連情報
https://www.lotte.co.jp/kamukoto/

構成/清水眞希

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