マグネットセット、水で膨らむボールの注意すべきポイント
小さな子どもに触れさせない
子どもが、製品を口に入れてしまうおそれがあるため、小さな子どもに製品を触れさせないことが重要。特に3歳までは、身の回りのものを口にいれて確認しようとするので、誤飲の危険性が高いと考えられる。
保護者と一緒に遊んでいても、 目を離していた僅かな時間で事故に遭うケースも考えられる。
子どもが持ち出せない場所に保管する
保護者が見ていないときに、子どもが勝手に保管場所から製品を持ち出して遊んでいて事故が起きることもある。勝手に製品を持ち出せないよう、保管場所に注意が必要だ。
口に入れると危険であることを伝える
子どもが言葉で伝えて理解できる年齢になったら、誤飲の危険性を普段から教えておく
リスクがあることを理解した上で購入を検討する。不要な製品は廃棄も
製品を子どもの手の届かない場所においていたつもりでも、いつの間にか勝手に持ち出して事故に遭う場合がある。
特に兄弟姉妹がいる家庭では、年長の子どもが製品を持ちだして遊んでいたことで、居合わせた年少の子どもが被害に遭う事故も起きている。
家庭内に対象年齢未満の子どもがいる場合は、製品を購入することによる事故のリスクを十分に理解した上で購入を検討したい。また、今後使用する予定がない製品を保管している場合は、事故を防ぐために廃棄することも対策の一つだ。
購入時にはPSCマークの表示を確認する
経過措置期間中(2023年6 月19日から2023年12月18日)は、PSCマークが表示された製品と表示されていない製品が混在することに注意が必要。
独立行政法人製品評価技術基盤機構では経過措置期間中でも、PSCマークが表示された製品を購入することを推奨している。
関連情報
http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2023fy/prs230516.html
構成/清水眞希