ポータブルゲーミングPCには、ゲームプレイ面以外にも様々な特徴を持つ個性的な製品が販売されている。用途に応じた最適なPCをチョイスしよう。
試したのはこの3名!
ライター クワモト
DIME担当ライター。移動中などのスキマ時間に、執筆作業もPCゲームのプレイもできるPCが欲しい。
DIME Gaming所属 Raito
DIME Gaming所属プロゲーマー。最近PCゲームにハマっており、ベッドで寝転びながら遊びたい。
編集 チバ
DIME編集部デスク兼DIME Gaming監督。PCゲームを遊びたい、自宅にPC用のスペースがなく困っている。
遊んでいて手が疲れない!超軽量モデル
画面サイズ・性能と軽さを両立
ONE-NETBOOK Technology『ONEXPLAYER mini Pro』16万2800円~19万8000円
7インチの液晶を採用しつつ、重量は600g程度に抑えられており、比較的長時間のプレイでも手が疲れにくい。小型ながら本体性能も高いパワフルなPCだ。
●本体サイズ:262×106×23mm(最薄部) ●重量:約612g ●画面サイズ(解像度):7インチ(1920×1200) ●リフレッシュレート:60Hz ●記憶容量:1TB/2TB ●バッテリー容量:48Wh
Chiba’s review
7インチの画面による高い視認性と、軽さとのバランスが絶妙。本体上下にあるUSB-Cポートのどちらでも充電できるのがありがたいです。
有機EL搭載の超軽量&小型PC
AYANEO『AYANEO AIR Pro』13万6980円〜18万6120円
小型かつ本体重量440gと非常にコンパクト。持ち運んでのプレイも快適に行なえる。ポータブルゲーミングPCでは世界初となる、有機ELディスプレイを搭載。
●本体サイズ:224×89.5×29.6mm ●重量:約440g ●画面サイズ(解像度):5.5インチ(1920×1080) ●リフレッシュレート:60Hz ●記憶容量:512GB/1TB(AYANEO AIR Pro Advance) ●バッテリー容量:38Wh
Raito’s review
手になじむ大きさでとても軽いので、寝転がりながらでもプレイできそう。何より有機ELだから映像がきれい!
PCとしても使える!多機能モデル
ノートPCとゲームPCふたつの顔を持つ
Shenzhen GPD Technology『GPD WIN Max2』16万4900円〜21万1000円
小型ノートPCのような見た目だが、ディスプレイ下にゲームパッドが配置されている。200万画素のカメラを搭載しており、ビデオ会議などで役に立つ。
●本体サイズ:227×160×23mm ●重量:約1005g ●画面サイズ(解像度):10.1インチ(2560×1600) ●リフレッシュレート:60Hz ●記憶容量:1TB/2TB ●バッテリー容量:67Wh
Chiba’s review
10インチの大型ディスプレイで視認性は十分。ゲームパッドはカバーで隠せるので、仕事用PCとしてオフィスに持っていっても違和感なし!
物理キーボード搭載小型ながらも高性能
Shenzhen GPD Technology『GPD WIN4』13万6000円〜18万9000円
※2023年5月発売予定
スライド式の物理キーボードを搭載している。コンパクトな見た目に反して、スペックは現行機の中でもトップクラス。さらに指紋認証やUSB4対応も採用している。
●本体サイズ:220×92×28mm ●重量:約598g ●画面サイズ(解像度):6インチ(1920×1080) ●リフレッシュレート:60Hz ●記憶容量:1TB/2TB ●バッテリー容量:45.62Wh
Kuwamoto’s review
物理キーボードのおかげでゲームと作業ともに快適。小型かつ軽量で携帯性も抜群です。高い性能と使い勝手でこの価格帯は高コスパ!
ゲーム体験を最大化!ゲーム機能特化モデル
コントローラーを変えて遊ぶAndroidゲーム用端末
Shenzhen GPD Technology『GPD XP Plus』6万8200円
Android OSが搭載されたゲーミングデバイス。右側のコントローラー部分が、3種類の着脱可能なモジュール式になっていることが特徴。FPSやMOBAなど、プレイするゲームに合わせてモジュラーを変更することで快適にゲームを楽しめる。PlayStation 5などコンシューマー機のコントローラーとしても使用可能。
●本体サイズ:205~233×83×41mm(モジュールによる) ●重量:330~370g(モジュールによる) ●画面サイズ(解像度):6.81インチ(2400×1080) ●リフレッシュレート:60Hz ●記憶容量:256GB ●バッテリー容量:30Wh
Kuwamoto’s review
モジュラーを変えられるのがとても便利。アプリでキーマップも調整可能で、まさにAndroidのゲームを最大限楽しむためのデバイスです。
迫力の大画面と大容量バッテリー
AOKZOE『AOKZOE A1』13万9800円〜17万4800円
ゲーミングガジェットらしい、サイバー感のある外装が特徴的。ディスプレイは8インチの大画面で、没入感のあるゲーム体験が楽しめる。バッテリー容量も65Whと大容量で、高負荷のゲームでも3時間の連続プレイが可能だ。キックスタンド搭載で本体が自立できる構造になっているのも特徴のひとつ。
●本体サイズ:285×125×21mm(最薄部) ●重量:約729g ●画面サイズ(解像度):8インチ(1920×1200) ●リフレッシュレート:60Hz ●記憶容量:512GB/1TB/2TB ●バッテリー容量:65Wh
Raito’s review
大型ディスプレイでゲームの楽しさは倍増! ファンの音が若干気になりますが、その分排熱性能が高く、長時間のプレイでも安心。
取材・文/桑元康平 取材協力/ハイビーム秋葉原本店
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2023年3月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。