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今年3月期の外食市場規模はコロナ禍前の74%、2か月連続で悪化

2023.05.10

リクルートが運営する外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2023年3月度の「外食市場調査」を実施。

結果を図表やグラフにまとめて発表したので、本稿では一部内容を抜粋して紹介していく。

単価は17か月連続前年超えも、回数はコロナ禍前比で2か月連続の悪化

2023年3月の外食市場規模は、3圏域合計で2715億円。前年同月比(以下、前年比)は126.5%(+569億円)と16か月連続の前年実績超えとなった。

市場規模の19年比は74.0%で前月の同79.5%から後退となり、これで19年比が後退するのは2か月連続となる。

外食単価は17か月連続で前年を上回り、19年比でも106.1%と高い伸び率であったが、外食実施率・頻度の19年比が前月より悪化したことで延べ外食回数の19年比が前月を下回った。

これはコロナ禍からの回復や値上げの影響よりも、物価高騰による節約志向・外食回数減少が市場へのマイナス影響として強く出ているのではないかと考えられる。

市場規模の食事主体業態・計は前年比122.3%(19年比82.8%)、飲酒主体業態・計は同141.4%(同61.4%)、軽食主体業態・計は同113.9%(同69.2%)。19年比では飲酒主体業態・計が前月(61.2%)を上回った。主要16業態中では15業態で市場規模が前年を上回った。

2019年比では「レストラン(ファミリーレストラン以外)、食堂、ダイニング、洋食店」(93.2%)、「中華料理店」(90.0%)がコロナ禍前の市場規模の9割以上を確保した。

3圏域計の外食実施率、外食頻度、外食単価、外食市場規模

2023年3月の外食実施率は 65.3% で、前月比増減 +0.8pt、前年比増減 +4.5ptとなった。

2023年3月の外食頻度は3.73回/月で、 前月比増減 +0.15回、前年比増減 +0.21回だった。

2023年3月の外食単価は 2,801円で、 前月比増減 +72円、前年比増減 +321円となった。

2023年3月の外食市場規模は2715億円で、これは 前月比増減 +209億円、前年比増減 +569億円という結果だった。

圏域別の外食実施率、外食頻度、外食単価、外食市場規模

・外食実施率は首都圏:64.3%(前年比増減 +4.1pt)、関西圏:66.7%(同 +5.1pt)、東海圏:66.9%(同 +5.5pt)

・外食頻度は首都圏:3.86回/月(前年比増減 +0.20回)、関西圏:3.69回/月(同 +0.18回)、東海圏:3.33回/月(同 +0.34回)

・外食単価は首都圏:2,905円(前年比増減 +346円)、関西圏:2,784円(同 +329円)、東海圏:2,390円(同 +211円)

・外食市場規模は首都圏:1658億円(前年比増減 +343億円)、関西圏:737億円(同 +153億円)、東海圏:320億円(同 +73億円)

調査概要(本調査)
調査目的/対象月間の夕方意向の外食・中食内容を知るために実施
調査時期/2023年3月31日(金)~4月10日(月)
配信数/12,844件
回収数/10,114件(回収率78.7%)
有効回答数/10,103件

関連情報
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230508_gourmet_01.pdf

構成/清水眞希

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