直感的な操作性を備えた次世代の軽量3Dレーザースキャナー
丸紅情報システムズ(以下MSYS)は、非接触3D測定機器メーカーであるドイツCarl Zeiss GOM Metrology GmbH(以下Carl Zeiss GOM Metrology)製のハンドヘルド3Dレーザースキャナー「ZEISS T-SCAN hawk 2(ツァイス ティースキャン ホーク ツー)」の販売を開始する。
ZEISS T-SCAN hawk 2 は、Carl Zeiss GOM Metrologyの3Dスキャンプラットフォーム「#HandsOnMetrology」の新たな製品としてラインアップされた、直感的な操作性を備えた次世代の軽量3Dレーザースキャナーだ。
シンプルで使い易いユーザーガイダンス、そして測定作業を手元のボタンで操作できるリモートワークフロー機能により、パソコンの前でソフトウェアを操作する必要がない。
また波長の短いBLUEレーザーを採用することで光沢面や黒物、微小な形状のスキャンに対応し、高解像度のスキャンデータの提供が可能になった。
測定物に投影されるREDレーザーマーカーで最適な測定距離をコントロール
解像度と測定視野のシームレスな調整により、深いポケット・狭いエリア・手の届きにくい箇所の測定を実現する多彩なスキャンモードを備えており、測定物に投影されるREDレーザーマーカーで最適な測定距離をコントロール。ハイクオリティなスキャンデータを取得できる。
そして最大4mまでの大型対象物を手軽にスキャンできる新しいサテライトモード機能を搭載した初めての3Dスキャナーでもあり、従来のコーデットマーカーを使用した内蔵フォトグラメトリ機能は不要だ。
計測技術で信頼のあるドイツCarl Zeiss GOM Metrologyが開発・製造する高精度ハンドヘルドスキャナーであり、精度検証は業界最高基準であるISO 10360に基づく。HyperScaleでのワンショットキャリブレーション機能を使用して、1つの測定位置のみでセンサーの再キャリブレーションを素早く実行でき、温度変化による精度の影響を受けないことも特徴の一つだ。
このようにZEISS T-SCAN hawk 2 は、自動車・船舶・鉄道・航空宇宙・エネルギーなどさまざまな産業や用途で利用できるポータブルシステムとして品質管理、リバースエンジニアリング、メンテナンス、修理、オーバーホールなど、必要な時に必要な場所で高精度なスキャンデータを取得できる。
エコ&スマートな測定ツールでもあり、現場に持ち込むときも、外に持ち出す場合にも、ケース1つで移動が可能だ。
関連情報
https://www.marubeni-sys.com/gom/metrology-systems/handsonmetrology/zeiss-t-scan-hawk/
構成/清水眞希