IoT対応のエアコンやドラム式洗濯乾燥機、テレビなどが対象に
パナソニックは、1年のメーカー保証に加えて、2年の延長保証を無料で適用する「IoT延長保証」サービスを2023年4月21日より順次拡大する。
このサービスは、購入したIoT対応商品(※1)を専用アプリにつないで(※2)マイ家電登録(商品登録)を行ない、サービスの申込みをすると、計3年間の保証サービスが開始されるというもの。
2023年2月からIoT対応冷蔵庫(9WPXタイプ・9HPXタイプ・9MEXタイプ)にローンチされ、今回エアコン、ドラム式洗濯乾燥機、スチームオーブンレンジ、自動調理鍋、テレビ、レコーダーのIoT対応商品(※1)にサービスを拡大することになった。
昨今の物価高騰や電気代・ガス代の値上げを受け、日常生活における節約への関心が高まっていると言われている。同社の調査(※3)でも、節約への関心が2022年より高くなった人が84%に達したという。
また家電を長く大切に使いたい人は95%で、その理由として節約や環境負荷への軽減が考えられる。同社では「そのニーズに応え家電を購入した後も安心して長く使い続けていただける様々なサービスを拡充します」とコメントしている。
さらにネット接続により、困りごとや使いこなしに関するお役立ち情報や便利機能の紹介、電気代の目安の可視化(※4)や、冷蔵庫の「お留守番モード」(自宅から離れると自動で節電運転)などの省エネサポートで、購入後も安心して家電を使用でき、便利で省エネなくらしを提供していく。
「IoT延長保証」サービスの申し込みフロー説明動画
また、IoTデータを通じ各家庭の故障検知・状況把握等を遠隔から正確に診断することができる遠隔診断を2022年3月からエアコンで開始。
故障状況の説明における不安などを抱えるユーザーに対して、IoTデータを活用した事前診断により、適切なアドバイスや訪問回数減に向けたスムーズな修理対応を実施するものだ。2023年4月からは冷蔵庫についても、試験的に開始しサービスを拡充していく。
同社ではサービス開始を前に、「パナソニックは、お客様が家電を便利に安心して、長く使い続けて頂けることが、環境負荷軽減にもつながると考えます。パナソニックグループの環境行動計画『GREEN IMPACT PLAN 2024』のもと、国内BtoCの製品やサービスを提供します。一人ひとりの小さな『ACT』の積み重ねが、地球温暖化対策につながる大きな『IMPACT』になっていくと考え、『より良いくらし』と『持続可能な地球環境』の両立に貢献します」とリリースしている。
サービス対象商品(2023年4月11日現在)
・冷蔵庫
9WPXタイプ
9HPXタイプ
9MEXタイプ
・ドラム式洗濯乾燥機
NA-LX129B
NA-LX127B
・エアコン
LXシリーズ(2023年モデル)
Xシリーズ(2023年モデル)
EXシリーズ(2023年モデル)
GXシリーズ(2023年モデル)
Jシリーズ(2023年モデル)
UXシリーズ(2023年モデル)
TXシリーズ(2023年モデル)
・スチームオーブンレンジ
NE-UBS10A
・自動調理鍋
NF-AC1000
・テレビ
LZ2000シリーズ
・レコーダー
DMR-4X1002
DMR-4X602
DMR-2X602
DMR-2X302
DMR-2X202
※1 冷蔵庫・エアコン・ドラム式洗濯乾燥機・スチームオーブンレンジ・自動調理鍋・テレビ・レコーダーのIoT対応商品におけるパナソニック指定品番。2023年4月11日現在。
※2 テレビは、対象商品で音声プッシュ通知の設定が必要です。
※3 パナソニック2023年3月実施インターネット調査。N=1548
※4 エアコンの「エオリア アプリ」及び冷蔵庫の「Cool Pantry」アプリに搭載。
関連情報
https://news.panasonic.com/jp/
構成/清水眞希