東京ビックサイトで行われた日本最大級のペット関連の展示会、インターペットでは600社以上のメーカーや団体が参加し、飼い主さんに便利な商品やサービスが紹介されました。
今年で12回目を迎えるインターペット2023年の来場者数は62,234名、ペット数は25,261頭。出展企業は国内530社、海外92社と、来場者数・出展社数ともに過去最多を記録して、大盛況のうちに幕を閉じました。
今回は多くのブースの中でも、特に飼い主さんの人気を集めたパナソニックのブースを体験してみました。
気になるペットのニオイをスピード脱臭する次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 「ジアイーノ」
ペットと暮らす毎日で最も気になるのが「ニオイ 」について。ペットの体臭だけでなく、フードのニオイも気になります。パナソニックのブースでは次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」:F-MV4300を設置した狭い部屋の中で、フードなどを入れた空気のニオイがどう変化するかを飼い主さんが体験できるようになっていました。
実際に小部屋の中に入ってみると、ジアイーノが入っている部屋とそうでない部屋ではあまりにも差がはっきりしていて驚かされます。ジアイーノが設置された室内は、ニオイが全くしません。フードが置いてあるのにニオイがしないのが不思議で、「無臭のフードなのかな?」と、顔を近づけると確かに強いフードの香りがします。この強い香りが、空中で感じられないのです。
このジアイーノは本体内部で塩と水から自動的に 次亜塩素酸水溶液を作り、脱臭するだけでなく、空気の除菌もしてくれる高機能商品。空気中を浮遊する菌を吸引し、次亜塩素酸水溶液を使って 抑制します。さらに、除菌・脱臭されて きれいになった空気と共に、気体状の次亜塩素酸を放出して室内に付着した 菌・ニオイを抑制 してくれます。
実際に空気の吹き出し口に顔を近づけても、次亜塩素酸の漂白剤のようなツンと鼻をつくニオイは感じられません。
ジアイーノは1)空間臭脱臭、2)付着前脱臭、3)付着臭脱臭、とニオイの元となる3つの脱臭に優れています 。つまり、単に部屋の空気全体を脱臭するだけでなく、 しみつく前にニオイを素早く脱臭して 、すでに室内に付着したニオイまで消してくれるのです。
また、加湿や集じん機能も付いていて、従来の空気清浄機と同等の機能 も備えているのも魅力的でした。
気になるのは機械 のメンテナンスのこと。ジアイーノのお手入れは、使った分の給水の他、一週間に一回、トレーにたまった水を排水すること。一か月に一回に保護エレメントのホコリを取り除いて本体を軽く拭くこと。内部のお手入れは半年に一回、トレーや除菌フィルター等を水 で洗い、半年分の塩タブレットを「塩自動ユニット」に入れるだけ 。……こう説明するとかなり大変そうですが、実際はサイドの扉がポンと開いたり、保護エレメントも掃除機で吸い込むだけで、メカに弱い私でもすぐにできそうです。
電気代は1時間、約0.4円、一日12時間連続使用で約4.8円と経済的(注)。特 にお休み前にスイッチを入れておけば、朝、清潔な空気の中で目覚めることができます。「ご購入者の91.9%の方が、今後も使用し続けたいと回答していただきました」という担当者の発言も納得です。