法律改定により、4月から自動配送ロボットが公道を走ることが可能になる。実際に走る自動配送ロボットはどんなものなのか。
一番気になる走行安全性は確保されるのか。経済産業省と一般社団法人ロボットデリバリー協会が主催したイベントに参加してみた。
自動配送ロボットは歩行者に準じる
自動配送ロボットとは、物流拠点や小売店舗などの荷物・商品を配送するロボットのこと。EC市場の拡大などにより宅配需要が急増する中、物流分野における人手不足や買い物弱者対策などの問題解決のために活躍が期待されている。
現在はトラックや人によって配送されている荷物が、今後は自動配送ロボットに切り替わって配送できるようになる。特に顧客へ直接渡す、ラストワンマイルの配送部分で活躍しそう。
自動配送ロボットには4つの特徴がある。
1)最高速度は時速6キロで歩道等を走行する
2)大きさは電動車イス(長さ120㎝×幅70㎝×高さ120㎝)程度
3)通行方法は(右側通行や信号で止まるなど)歩行者に相当すること
4)遠隔操作により走行する