防犯登録は全国で義務化済み
「TSマーク」に似ているステッカーに防犯登録がある。こちらは例えば、東京都なら東京都自転車商防犯協力会がおこなっている。購入した自転車販売店でなくても登録できる。私の場合は海外のクラファンで購入した自転車なので、身分証明証と購入を証明できる書類を提示して防犯登録料660円で、その場で登録してもらった。
登録時にはステッカーと「防犯登録カード」という名前のお客様控を貰えるので、これを保管する。念のためスマホで撮影しておくと良い。有効期限は10年間と長く、警察官に呼び止められた場合も自転車の所有者であることを容易に証明できる。他人から譲渡された自転車でも登録できるので、防犯登録は忘れずにしておきたい。
警視庁の文字にご利益を感じられる防犯登録ステッカー。割と目立つ場所に貼った
自転車保険は結局、どこのがお得なのか?
今回は自転車整備も兼ねて「TSマーク」を選択した。整備料は自転車販売店によって異なり、サイクルスポット阿佐ヶ谷店では税込み3630円だった。Webで調べてみると最も安い店舗で、そこで購入した自転車なら1000円というもの。
一般車1320円、スポーツ車2200円程度が安いショップになる。有効期限は1年なので、1年毎に整備してもらいたい人にはオススメだ。1年も経てば変速機の調整やチェーン張りなど整備項目も増えそうだ。
整備不要の人には、「TSマーク」の保証範囲は人のみ、そして傷害補償が入院15日以上という弱点をカバーできる自転車保険に入ったほうがいい。例えばネットで申込みができる「楽天損保」の「自転車保険」は年間保険料3000円で、賠償責任1億円、入院日額2500円、手術保険金、死亡・後遺障害に示談交渉サービスも付く。
また夫婦、家族コースなども選択できる。コスパで見れば、全日本安全協会・損保ジャパン「サイクル安心保険」(プランD)が月額約169円で家族全員に対して個人賠償額3億円までの補償、示談代行サービスあり、年齢制限無しで加入できる。このようにニーズに応じた自転車保険を探してみてはいかがだろう。
楽天損保の自転車保険は年額3000円でバランスのいい補償が受けられ、楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントを使って保険料の支払いもできる
写真・文/ゴン川野
取り付けも簡単!DIME4月号の付録・自転車用スマホホルダーを使ってみたらホールド性も視認性もバッチリだった!!
自転車を利用している際、いったん停車してスマホを使うシーンも多いのではないでしょうか。そんな時、ポケットやカバンから取り出すことなく、スマホの画面を瞬時にチェックできるようになるのが、雑誌「DIME」4月号の特別付録、自転車/バイク用スマホホルダー「Xtreme(エクストリーム)」です。