HW ELECTROは、2023年3月21日(火)より、中型EVバン「ELEMO-L」の先行予約を開始した。
HW ELECTROは、「環境問題」と「社会貢献」の視点から「The Essential Piece of Mobility(人に、社会に、不可欠なピースであるために)」をコンセプトに、次世代の多用途EV商用車「ELEMOシリーズ」の車両の開発・製造と販売を行うファブレスメーカー。
2021年4月に輸入小型のEV商用車として国内で初めてナンバーを取得し、2021年7月24日より「ELEMO」、11月20日より「ELEMO-K」の販売を開始した。そして2023年6月には、中型バン「ELEMO-L」の販売開始を予定している。
その6月の販売開始に先立ち、3月21日(火)より公式HPにてELEMO-Lの先行予約を開始。運送車両としてはもちろん、救急車等の公共サービス車両、ライフスタイルではキャンピングカーとしてなど、それぞれのカスタム次第で多用途に使用できるELEMO-Lは、年間500台の販売を目指すとしている。
ELEMOシリーズについて
写真右「ELEMO」、写真左「ELEMO-K」
「ELEMO」は、HW ELECTROが日本市場向けに開発し、販売する次世代の多用途EV商用車。HW ELECTROが展開するPlat Form ServiceなどのIT技術の導入や、EVならではのゼロエミッション性能は、100%電気自動車化を目指す未来へ応えるもの。
ELEMO並びにELEMO-Kのシャシーは、部品のモジュール化を徹底したことで、製造工程の効率化と高い耐久性を実現。多機能荷台オプションが特徴となっている。
そして新たに全長5.5m、積載量1.25t、一充電走行距離270kmの中型バン「ELEMO-L」を加えたELEMOの都会型ラインナップは、様々な企業の多様なニーズに対応する。
「ELEMO-L」の特長
・100%バッテリーEV
100%電力で走る商用バンであるため、走行中のCO2排出量はゼロ。走行音も極めて静かで、環境配慮型企業のイメージアップとしても最適。
・広大な荷室スペース
最大積載量1,250kgで約7立米の荷室スペースがあるため、一度に大量の荷物を積載することが可能。
・シンプルなデザイン
街中に馴染む、無駄を削ぎ落としたスタイリッシュなデザイン。
・自由な使い方が可能
バン本来の貨物用途にはもちろん、アイデア次第で、電源を活用し商用、商談そしてイベントやアウトドアなど、多様なシーン・用途で活用できる。
・アルミフレームボディ
徹底した軽量化を図るべく、アルミボディによる基本骨格を持ち、樹脂パネルを多用している。また、高いリサイクル率でSDGsに資することも期待される。
サイドドア開口高さ:905mm/サイドドア開口幅:765mm/荷室フロア長:2890mm
バックドア開口高さ:1265mm/バックドア開口幅(フロア):1330mm
【主要諸元】
構成/土屋嘉久