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食前のアーモンド摂取は糖尿病予備軍の血糖値改善に貢献する可能性、カリフォルニア・アーモンド協会報告

2023.04.01

食前にアーモンドを摂取することで血糖コントロールが改善

米国カリフォルニア州の約7,600のアーモンド生産農家ならびに100を超える製造加工業者で組織される「カリフォルニア・アーモンド協会」から、二つの新しい研究結果が報告された。

この研究は糖尿病予備軍、過体重および肥満のアジア系インド人の成人を対象に、3日間と3か月という2パターンの期間で実施。

60人の被験者に試験期間中毎日、朝食、昼食、夕食の30分前に、20g (0.7 オンス)、手のひら一杯分のアーモンドを摂取してもらうというもの。

その結果、いずれも血糖値コントロールが改善することが示唆されたという。

なかでも3か月間接種したグループは、被験者のほぼ4分の1(23.3%)で糖尿病予備軍(耐糖能異常)の血糖値レベルが正常に戻ることが示される研究結果が得られたと同協会ではアナウンスしている。

血糖コントロールを正常に戻すための有望な食事療法の一つが明らかに

インドのニュー・デリーにあるFortis-C-DOC Centre of Excellence for Diabetes, Metabolic Diseases, and Endocrinologyの所長兼教授、および本研究の筆頭著者であるアヌープ・ミスラ(Anoop Misra)博士は、次のように述べている。

「本研究の結果は、アーモンドが食事療法の一つとして血糖値の調節を助ける重要な差別化要因になり得ることを示しています。糖尿病予備軍であるインドのアジア系インド人を対象にした本研究では、毎食前に少量のアーモンドを摂取するだけで、わずか3日間で血糖値コントロールを迅速かつ劇的に改善できることが示唆されました。

経口ブドウ糖負荷の30分前に20gのアーモンドを摂取することで、血糖値とホルモンの有意な減少が見られました。アーモンドの食物繊維、一価不飽和脂肪、亜鉛、マグネシウムの栄養構成は、血糖コントロールの改善と空腹感の軽減に役立ちます。

本研究の結果により、糖尿病予備軍の進行を抑え、血糖コントロールを正常に戻すための有望な食事療法の一つが明らかになりました」

ミスラ博士の共同研究者も同意見で、Nutrition Research Group, National Diabetes, Obesity, and Cholesterol Foundationの主任であるシーマ・グラティ(Seema Gulati)博士も、次のようにコメントしている。

「糖尿病の有病率の増加を考慮すると、主要な食事の30分前にアーモンドを摂取するような食事療法は、食後の血糖値の急激な上昇を抑える有効な選択肢となり得ます」

長期的な研究〜体重、肥満度などにおいて統計的に有意な減少を確認

この3か月に及ぶ長期研究は、糖尿病予備軍である過体重または肥満のアジア系インド人の成人を対象に行なわれた。被験者は、アーモンド介入群と対照群のいずれかに無作為に割り付けられ、食事と運動のカウンセリング、家庭用グルコメーターによるグルコース値の測定が行われ、食事量や運動量を日記に記録。

そして体重、ウエスト、ヒップ、腕の周囲径、体の慣例的な部位の皮下脂肪、体脂肪の推定値など、さまざまな身体測定が行なわれた。

また、インスリン、血糖値、ヘモグロビンA1c、Cペプチド、グルカゴン、プロインスリン、高感度C反応性タンパク質、腫瘍壊死因子α、脂質を含む、生化学検査も実施された。

アーモンド介入群には、3か月間、朝食、昼食、夕食の前に20g(0.7オンス)のアーモンドを摂取してもらい、試験終了後、体重、肥満度、ウエスト周囲径、肩と腰の皮下組織検査、握力において初めて統計的に有意な減少が見られたという。

同様に、空腹時血糖値、食後インスリン、ヘモグロビンA1c、プロインスリン、総コレステロール、LDL-コレステロール、超低密度リポ蛋白についても減少を確認。

重要なことは、有益なHDL-コレステロールに変化が見られなかったことで、これは他の生化学的変化が見られたにもかかわらず、この心臓保護の脂質は維持されたことを意味している。

短期的な研究〜高血糖の指標(OGTTの結果のみ)がアーモンド介入群では対照群と比較して低下

経口ブドウ糖負荷試験(OGTT):被験者はまず、30人ずつ、20g(0.7オンス)のアーモンドを摂取するアーモンド介入群と、アーモンドを摂取しない対照群2つのグループに振り分けられ、両群ともOGTTを実施した。

3日間の血糖値モニタリング:持続血糖測定システム(CGMS)を用いて、60名の被験者を対象に、3日間、1日3食(朝食、昼食、夕食)の前に20gのアーモンドを摂取するアーモンド介入群と、対照群の間で血糖値の影響を比較検討した。

短期研究の結果、血糖値、血清インスリン、グルカゴン、Cペプチドなどの高血糖の指標(OGTTの結果のみ)が、アーモンド介入群では、対照群と比較して低下していることがわかった。

また、アーモンド介入群では、PPBG(食後血糖値)も18.05%減少し、血糖値反応性が改善されたことが示された。

結論として、本研究では、3か月毎日、食事の30分前に20gのアーモンドを摂取したアーモンド介入群では、食前にアーモンドを摂取しなかった対照群と比較して血糖値コントロールに有意な改善が見られた。

アーモンドを定期的に摂取することで、一部のアジア系インド人において、糖尿病予備軍の血糖値を正常に戻す可能性があり、アーモンドの摂取は、糖尿病予備軍の発症を予防または遅延させる可能性のある栄養価の高い食事療法の一つとなり得る、と同協会ではコメントしている。

関連情報
https://www.almonds.jp/

構成/清水眞希

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