スズキは、2022年11月に開催された「EICMA 2022(ミラノショー)」で発表したスポーツアドベンチャーツアラーの新型「V-STROM(ブイストローム)800DE」、ストリートバイクの新型「GSX-8S」を3月24日より国内で発売する。
毎日の移動からツーリングまでの利便性を両立
V-STROM 800DE/チャンピオンイエローNo.2
V-STROM 800DE/チャンピオンイエローNo.2
この新型「V-STROM 800DE」、新型「GSX-8S」は、幅広いユーザー向けに、毎日の移動からツーリングまでの利便性を両立した軽量で扱いやすい800ccクラスの新型モデルとして開発された。
エンジンは、775cc並列2気筒エンジンを新設計し、量産二輪車で初めてクランク軸に対して90°に一次バランサーを2軸配置した「スズキクロスバランサー」を採用することで、振動を抑えながら軽量・コンパクト化を実現した。
V-STROM 800DE/グラスマットメカニカルグレー
V-STROM 800DE/グラススパークルブラック
また新型「V-STROM 800DE」は、様々な走行シーンに対応する電子制御システムS.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)を採用し、トラクションコントロールシステムに専用のGモードを設定した。
さらに、調整式の前後サスペンションと、フロントには大径の21インチホイールを装着、前後にセミブロックパターンのタイヤを採用した。
外装はV-STROMシリーズ共通のイメージを維持しながらも、シャープなスタイリングとし、タンクの下まわりやフロントカウルの先端部分にアクセントカラーを採用した。
GSX-8S/パールテックホワイト
GSX-8S/パールテックホワイト
一方、新型「GSX-8S」は、S.I.R.Sに出力特性を3つの中から選択可能なSDMS(スズキドライブモードセレクター)や3段階から選択可能なトラクションコントロール、双方向クイックシフトシステム等を採用することで、様々な走行シーンやスキルに対応。
また、軽量アルミ製スイングアームを採用し、操縦性を高めた。デザインでは、ショートマフラーに加え、エンジンやシートレールを露出させることで機能部品を美しく見せ、時代を先取りした斬新な独自性のあるスタイリングとした。
GSX-8S/パールコズミックブルー
GSX-8S/マットブラックメタリックNo.2
新型「V-STROM 800DE」、新型「GSX-8S」は、3月から4月にかけて大阪・東京・名古屋の3ヶ所で開催される以下のモーターサイクルショーに出品する予定となっている。
・第39回大阪モーターサイクルショー2023
3月17日から19日までインテックス大阪で開催
・第50回東京モーターサイクルショー
3月24日から26日まで東京ビッグサイトで開催
・第2回名古屋モーターサイクルショー
4月7日から9日まで愛知県国際展示場で開催
【年間目標販売台数】
V-STROM 800DE 360台(日本国内)
GSX-8S 260台(日本国内)
【メーカー希望小売価格】
V-STROM 800DE 1,320,000円(税込)
GSX-8S 1,067,000円(税込)
関連情報:https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/
構成/土屋嘉久