様々な形状・用途のe-BIKEがあるが、移動する距離によって適した車種は異なる。5km、15km以内、15km超に分けて、それぞれに最適な車種を紹介。自身の自転車通勤にピッタリのモデルを見つけてほしい。
自転車ライター
今 雄飛さん
ほぼ毎日、事務所まで自転車通勤を行なう自転車ライター。昨年テストしたe-BIKEは40台以上に及び、様々なメディアでレポートする。
5km以内 → シティーバイク
街乗りに特化したデザインとパーツ類
オフィスまで5km以内、時間にして30分くらいの通勤時間ならシティーバイクが最適です。乗降しやすいデザインや乗車姿勢などからスピードは出しにくいですが、カゴやキャリア、チェーンガードなどのパーツ類が装備されているため街乗りでも活躍しますよ。(今さん)
メリット
乗り降りしやすいフレーム形状、カゴやキャリアが取り付けられるため仕事道具の持ち運びがラク!
デメリット
頑丈さがある反面、重量は重くなりがちなため、クロスバイクに比べるとスピードは出しにくい。
小さくてもパワフルな走行感
Votani by Besv『H3』16万8000円
●バッテリー容量:7.0Ah ●最大航続距離:約80km ●充電時間:約3.5時間
軽量フレームに20インチのタイヤをセットした小径タイプ。オートアシストモードを採用した独自のモーターを採用し、小さなボディーでもパワフルな走りを実現している。
フレーム内蔵型ではないが、大容量のバッテリーを違和感なく収める秀逸なデザイン。
日中でも視認性の高い小型ディスプレイ。アシストモードやライトのON/OFFをコントロールする。
〈快適POINT〉
スマートで収納力も高いセンターバスケットは、ビジネスバッグを持ち運ぶのに最適!
ビアンキの世界観を反映!!
ビアンキ『E-OMNIA C-TYPE』88万円
●バッテリー容量:16.7Ah ●最大航続距離:約170km ●充電時間:4.9時間
乗り降りしやすいフレームにe-MTB用のモーターをセットしたことで、ぐいぐい進む推進力を実現。前後のライトやベルトドライブを採用しメンテナンスも楽だ。
シートステイに埋め込み型の大型ライトをセット。
〈快適POINT〉
リアキャリアが標準装備。フレーム一体型としたことで、後付け感が全くない仕上がりに。
本気の走りも可能な高スペック
スペシャライズド『COMO SL 4.0』44万円
●バッテリー容量:320Wh ●最大航続距離:約100km ●充電時間:2.5時間
一見、ママチャリ風ではあるが走りは本気。特にモーターは上位モデルと同等のものを使い、航続距離、パワーなどバランスの取れた走行ができる。
スポーツモデルと同じパワフルなモーターを採用。
〈快適POINT〉
9段変速のギアとリアのハブモーターで、スポーツライドに近い自然なアシスト力を発揮する。
軽さを生かした自然な走り
トレック『FX+ 2 Stagger』32万4500円
●バッテリー容量:6.7Ah ●最大航続距離:約67km
軽量なアルミフレームとフォーク、モーターを内蔵したリアハブを採用したことで約18kgの軽さを実現。自然な感覚のアシストで日々の通勤をサポートする。
キャリアにリアライトを装備し、安全性を向上。
〈快適POINT〉
9段変速のギアとリアのハブモーターで、スポーツライドに近い自然なアシスト力を発揮する。
取材・文/今 雄飛
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2023年1月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
取り付けも簡単!スマホをナビ代わりに使えるDIME4月号の付録「自転車/バイク用スマホホルダー」が便利
寒い冬が終わり、少しずつ春が近づいている。自転車でサイクリングに出かけたり、バイクでツーリング旅行に行く計画を立てている人も多いのではないだろうか。そんな人たちにおすすめのアイテムが、何と雑誌の付録に登場する。 最近、手持ちのスマートフォンをナビ代わりに使う人が増えているが、実際にフードデリバリーの配達員を見ても利用している人は多い。地図アプリやナビアプリの精度も上がり、ますます利便性が高まっているのだ。