乳酸菌1073R-1株 Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus OLL1073R-1
[発見年]1970年代 [発見者]- [保有社]明治
免疫を活性、インフルエンザ予防にも
NK細胞を活性増強し、風邪の罹患リスクを低減する効果が報告されている乳酸菌。NK細胞はウイルスに感染した細胞などを攻撃して破壊。活性化することで感染症などの疾病を未然に防ぐ。最近の研究ではインフルエンザ感染予防にも効果があることもわかった。
この乳酸菌が産生する多糖体を添加したヒト肺細胞では、感染後のインフルエンザウイルスの量の減少が確認された。
出典: Zhao J, et al. J Ethnopharmacol, 277:114066, 2021.
取材・文/内野智子
DIME4月号の特集は「最強のスタートアップ100」「家電の未来予報」「乳酸菌の真実」
日本におけるスタートアップが変革期を迎えつつある。メルカリ、ビズリーチ、ラクスル、BASEなど、急成長を遂げたこれらの企業に続くのはどこか。投資を目的に、協業を念頭に、転職先探しに、各分野で注目される企業など最前線を紹介する。