DIME MAGAZINE
プラズマ乳酸菌 L. lactis strain Plasma
［発見年］2010年 ［発見者］藤原大介 ［保有社］キリンホールディングス
世界初の機能で免疫細胞を活性化
2012年に発表された「プラズマ乳酸菌」は、世界で初めて免疫細胞のpDC（プラズマサイトイド樹状細胞）という免疫の司令塔に直接働きかけることが報告されている。発見者の藤原大介さんはアメリカ留学中にpDCを研究、帰国後、理化学研究所が運営する菌株バンクから同乳酸菌を発見した。特定の免疫機能を活性化する従来の乳酸菌と違い、pDCを直接刺激することで免疫細胞全体を活性化できる画期的な乳酸菌は、健康な人の免疫維持のサポートに期待が持たれる。
発見者は、「KW乳酸菌」と同じくキリンホールディングス ヘルスサイエンス事業部部長の藤原大介さん。
一般的な乳酸菌はpDCに働きかけることができず、特定の免疫細胞のみ活性化。対して「プラズマ乳酸菌」はpDCに直接働きかけ、免疫細胞全体の活性化が可能。
「プラズマ乳酸菌」1000億個を含有したカプセルを2週間摂取したことで、pDCが活性化。5%の有意水準で統計学的に差がついた。
【試験概要】・対象者:定期的に運動を行なっている男性（51名） ・試験食品:プラズマ乳酸菌を1000億個含むカプセルと含まないカプセル ・摂取期間:2週間 J Int Soc SportsNutr.15（1）:39,2018
【PRODUCT】日々の免疫ケアに賢く活用
キリン『キリン おいしい免疫ケア』『キリン 生茶 免疫ケア』
〈機能性表示食品〉
3月28日に発売される『キリンおいしい免疫ケア』は「プラズマ乳酸菌」1000億個を含有。リニューアルする『キリン生茶 免疫ケア』はすっきりとした味わいを維持しながら、緑茶としてのおいしさをアップ。
取材・文／内野智子
DIME4月号の特集は「最強のスタートアップ100」「家電の未来予報」「乳酸菌の真実」
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