ルノーが誇るユーティリティカー、カングーがおよそ14年ぶりに完全新開発。「遊びの空間」が「もっと遊べる空間」に大進化した3代目となった。多くの欧州車のモデルライフが6-7年ということを考えると、一気に2世代新しくなったということだ。ここでは、そんな新型カングーの4つの注目すべきポイントを解説したい。
プラットフォームの刷新
3代目となる新型カングーはプラットフォームを一新。ルノー、日産、三菱のアライアンスで開発した、ルノー・メガーヌ、日産エクストレイル、三菱アウトランダー、そしてメルセデスベンツTクラスにも使われるミドルクラス用CMF-C/Dプラットフォームを採用する。SUVにも使われるだけにボディ剛性の高さは折り紙付きで、先代に対する走行性能の飛躍的向上にも寄与することは言うまでもない。
新ガソリンエンジンを搭載
新型カングーのパワートレーンは、先代最後期のリミテッドモデルに搭載され、MTと組み合わせもあったディーゼルターボエンジンのトルクアップ版、そしてカングーとして新搭載される、定評あるルーテシアなどにも積まれる1.3L直4 16バルブ直噴ガソリンターボエンジンの2種類を用意。ミッションは現時点でMTの設定はなく、全車2ペダルのセミAT、7速EDCとなる。スペックとWLTCモード燃費はガソリンターボが131ps/5000rpm、24.5kg-m/1600rpm。車重1560kg。WLTCモード15.3km/L。ディーゼルターボのほうはコモンレール式1.5L直4直噴ディーゼルターボエンジン、116ps/3750rpm、27.5kg-m/1750rpm。車重1650kg。WLTCモード17.3km/Lを誇る。
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