30代、地方公務員だった私が転職先としてIT系スタートアップを選んだ理由

30代、既婚。未経験でIT企業へ転職

コクー
佐藤佐淑さん
中途で神奈川県の葉山町役場に入職し、2022年1月まで秘書広報などで勤務。翌月からコクーへ転職し、デジタルマーケティングの世界へ飛び込む。

【転職歴】地方公務員 → IT系スタートアップ

公務員からスタートアップへ。デジタル業界のキャリアを形成中

　公務員を辞めて未経験領域のスタートアップで働く。1年前にそう決断し転職したのが、現在、IT系スタートアップのコクーで働く佐藤佐淑さんだ。

「公務員は数年単位で部署異動があり、キャリアが途切れるのが悩みでした。『キャリアを積み重ねる働き方がしたい』という思いが強くなる中で、スタートアップに勤務する夫に刺激されて転職を決めました」

　デジタルマーケティングに興味を持った佐藤さんは、昨年、31歳でコクーへ転職。

「収入は下がるものの、デジタルマーケティング未経験者もOKだったこと、選考中に感じた明るい社風が自分にマッチしていたのが入社のポイントでした。周りは意欲が高い人が多く、常に積極的に動くことを求められます。新しい案件が始まる際に、自ら手を挙げてチームに参加するなど、自分の働き方もポジティブになってきました。未経験でも挑戦してよかったとつくづく思います」

2019年、入江雄介氏が設立。「人財×デジタル」の視点でビジネスを展開。企業側のIT化ニーズに合わせたDX人財の派遣、定型業務をロボットが代行するRPAツール「マクロマン（R）」の開発、運用なども実施している。

DIME4月号の特集は「最強のスタートアップ100」「家電の未来予報」、特別付録は自転車＆バイク用スマホホルダー

日本におけるスタートアップが変革期を迎えつつある。メルカリ、ビズリーチ、ラクスル、BASEなど、急成長を遂げたこれらの企業に続くのはどこか。投資を目的に、協業を念頭に、転職先探しに、各分野で注目される企業など最前線を紹介する。

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取材・文／編集部