宇宙ゴミ除去サービス、衛星データによる地盤変動解析、投資のプロが注目する宇宙分野のスタートアップ3選

DIME編集部が注目！　月面資源開発に取り組む「ispace（アイスペース）」

設立／2010年9月　資本金／128億5939万9023円（2022年3月時点）
従業員数／214名（2022年10月時点）

ispace社は日本の宇宙スタートアップ。昨年12月に打ち上げられたロケットにはispace社が開発した月着陸船が積まれており、今年3月下旬に月周回軌道へ入り、4月末月面に着陸する予定。成功すれば、民間企業としては世界初の月面着陸となる。目的は、月着陸船の設計と技術検証、そして月面輸送と月面データサービスを提供する事業モデルの検証および強化。同社は、人類の生活圏を宇宙に広げて持続性のある世界に貢献することをビジョンに掲げている。人類初の月面ビジネスを切り開く一歩となるか、4月末の着陸成功を期待したい。

成功すれば民間初！民間月面探査プログラム『HAKUTO-R』

©ispace

「HAKUTO-R」と呼ばれる一連および後続するミッションは、NASAの月面探査計画にも貢献する計画。2025年以降も月面に物資を運び、月での人類の持続的な活動を目指す。

※資本金、従業員数は2023年2月調査時の数字です。

取材・文／藤村はるな

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