ライカカメラ社は、ライカSLレンズの新製品として、焦点距離100~400mmをカバーする望遠ズームレンズ「ライカ バリオ・エルマーSL f5-6.3/100-400mm」を3月18日に発売する。価格は319,000円。
「ライカ バリオ・エルマーSL f5-6.3/100-400mm」は、ライカSLレンズの中では最もズーム域が広いレンズ。焦点距離は100~400mmをカバーし、特に自然や野生生物の撮影のほか、スポーツなどの動きのあるシーンの撮影でその実力を発揮する。
もちろん、描写性能にも優れており、ズーム全域で絞り開放から高画質を実現。光学式手ブレ補正機能を搭載し、高性能なオートフォーカスにより動く被写体でも的確にピントを合わせることが可能だ。
また、アルカスイス互換がある着脱式の三脚座も付属し、対応する三脚にはクイックシューなしで直接取り付けることができるので、カメラと三脚をしっかり固定して撮影することができる。
クランプでカメラを固定して、カメラの角度を自由に変えて撮影することも可能で、クランプは90度ごとに固定できるため、縦位置と横位置の変更がスピーディーに行なえる。
主な仕様は、レンズ構成が16群22枚。最短撮影距離はワイド端(100mm)が1.10m、テレ端(400mm)が1.59m。レンズマウントはライカ Lバヨネットマウント(35mm判フルサイズ対応)。サイズは長さ約198×直径約88mm、質量は約1,530g(ともにレンズフードなしの場合)。
このほか、焦点距離を1.4倍に拡大することができるテレコンバーター「ライカ エクステンダーL 1.4x」(132,000円)も同時発売。「ライカ バリオ・エルマーSL f5-6.3/100-400mm」にこの「ライカ エクステンダーL 1.4x」を組み合わせることで、焦点距離を140~560mmにすることができる。
コンパクトなサイズで携帯性に優れ、外出先でも素早く「ライカ。コンパクトなサイズで携帯性に優れているので、外出先でも素早く「ライカバリオ・エルマーSL f5-6.3/100-400mm」に装着してフレキシブルに高画質な写真を撮影することができるうえ、画像データにはエクスエンダーを装着した状態の焦点距離と絞り値が記録されるので、撮影時の設定を後から確認することが可能だ。
主な仕様は、レンズ構成が4群7枚。対応レンズはライカ バリオ・エルマーSL f5-6.3/100-400mm。レンズマウントはライカ Lバヨネットマウント(35mm判フルサイズ対応)サイズは長さ約33.1×直径約65.2mm、質量は約182g。
製品情報
https://leica-camera.com/ja-JP/photography/lenses/sl/vario-elmar-sl-100-400-f5-6-3
構成/立原尚子