年代が高くなるにつれ、「歩く姿勢」を気にする人が増加傾向
皆さんは自分の歩き方・姿勢を気にしたことはあるだろうか。
「2022年、売れたものランキング」には、コロナ禍で売れ行きが不調であった口紅などの化粧品がトップ10にランクインしたほか(インテージ調べ)、1月10日から再開した「全国旅行支援」などもあり、今年はショッピングや旅行など「外出」を楽しむ人がより多くなりそうだ。一方で、外出時に人に見られる歩く姿勢は印象を左右する重要な要素となる。
2022年10月にワコールが行った 1万人の女性を対象とした調査によると、全体の74.6%(約4人に3人)が「自分の歩く姿勢が気になる」と回答。年代が上がるにつれてその悩みは増加することが判明。
また、自分の歩く姿勢が気になる人のうち、足に悩みがある人は、悩みのない人に比べ約3倍も多いことが調査の結果明らかになった。
“自分の歩く姿勢が気になる人の悩み”について、最も多い項目は、1位 歩き方・姿勢が悪い(45%)2位 冷える(43%)3位 疲れやすい(40%)という順位に。
自分自身がどのような姿で歩いているのか、客観的に見ることができない一方、他人の歩く姿は目に入る。歩く姿はその人の第一印象にも関わる、重要なポイントの一つのため、自分の歩き姿がどう見えているのか、気になる人も多いのではないだろうか。
ワコール&京セラが手掛ける“見られる意識”をサポートするサービス
さまざまなメディアでも、歩く際に気を付けるべきポイントなどが紹介されているが、自分の「理想の姿」や「なりたい印象」に近づくためにどうすればいいのか、分かりにくいもの。
そんな悩みに応えるため、女性のからだについて長年研究を行ってきたワコールと、最新テクノロジーを開発する京セラは共同で「歩き姿チェック」(※)を開発した。※先行実証中
「歩き姿チェック」は、ワコールと京セラの共同開発による、10歩程度歩くだけで歩行時の印象を判定することができるサービスだ。
ワコールでは歩行に関する研究に取り組む中で歩行印象は6つに分類できることが分かり、その印象に関わる動作特徴との関係性も明らかにしていく。
ワコールの歩行に関する研究に京セラの技術を融合し、「歩き姿チェック」を開発している。「歩き姿チェック」は耳、手首、足首の3ヵ所に装着した小型ウェアラブルセンサから、歩行印象AIが歩行時の印象を判定する。
関連情報:https://www.kyocera.co.jp/
構成/Ara