5000mAhの大容量バッテリーを搭載したソニーの5Gスマホ「Xperia 10 IV」にSIMフリーモデルが登場

ソニーは、5G対応ミッドレンジスマートフォン「Xperia 10 IV（エクスペリア テン マークフォー）」のSIMフリーモデルを3月10日に発売する。価格はオープン。市場推定価格は61,000円前後。カラーはブラックとホワイトの2色を用意する。

デュアルSIM（DSDS/DSDV）に対応、eSIMもサポート

「Xperia 10 IV」は、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しながら約161gの軽量ボディを実現した5G対応ミッドレンジスマートフォン。今回登場するのはSIMフリーモデルで、デュアルSIM（DSDS/DSDV）に対応し、eSIMもサポート。

また、CPUにSnapdragon 695 5G Mobile Platformを搭載し、メモリは6GB、ストレージは128GBを内蔵。ディスプレイには、解像度がフルHD＋、アスペクト比が21：9の約6.0インチ有機ELディスプレイを採用した。

カメラ性能は、リアカメラが約800万画素の超広角レンズ＋約1,200万画素の広角レンズ＋約800万画素の望遠レンズの3眼構成で、被写体やシーンを自動で認識し、かんたん・きれいな撮影ができる「プレミアムおまかせオート」を採用し、光学式手ブレ補正、低照度でもHDRが自動で起動する機能、新たなノイズ低減技術によるナイト撮影機能、デジタルズームでの超解像技術も搭載。約800画素のフロントカメラは、AIの活用により暗所でも鮮明なセルフィーを撮影することができる。

動画撮影においては、光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を組み合わせたソニー独自のハイブリット手ブレ補正（Optical SteadyShot）により、なめらかでブレのない動画の撮影を実現する。

音響面では、ハイレゾおよびハイレゾワイヤレスへの対応に加え、3.5mmオーディオジャック や多様な音源をハイレゾ級の高音質に変換する「DSEE Ultimat」などを搭載。

さらに、ソニー独自の立体音響技術を活用した「360 Reality Audio」にも対応し、ストリーミングサービスなどのステレオ音源を立体的なサウンドに変換する「360 Reality Audio Upmix」搭載により、ヘッドホンを介して全方位から音が聞こえる立体音響を体験することができる。

もちろん、耐久性にもこだわり、IP65/68防水・防塵性能に加え、ディスプレイには耐落下性と耐擦傷性の強いガラス「Corning Gorilla Glass Victus」も採用。そのほか、おサイフケータイにも対応。指紋認証センサーも装備する。

本体サイズは約幅67×高さ153×厚さ8.3mm、重量は約161g。対応バンドは5Gがn3, n28 , n77, n78, n79、4G（LTE）がBand 1, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 38, 41, 42となる。

製品情報
https://www.sony.jp/xperia-sp/products/XQ-CC44/

構成／立原尚子