大崎駅、武蔵小山駅、大井町駅、品川シーサイド駅から羽田空港への連絡バスでVisaタッチ決済の実証実験がスタート

2023.03.07

ビザ・ワールドワイド・ジャパン、東急バス、東急トランセ、三井住友カード、レシップ、QUADRACは、東急トランセと京浜急行バスが運行する空港連絡バス（大崎駅・武蔵小山駅・大井町駅・品川シーサイド駅－羽田空港線）において、Visaのタッチ決済の実証実験を開始した。

東急バスおよび東急トランセは、東急線沿線における「モビリティ・カンパニー」としてバス交通に関わる様々な取り組みにチャレンジしている。今回の実証実験は、新型コロナウィルス感染症拡大から平時の日常へと戻りつつある社会情勢のなか、増加傾向にある訪日外国人旅行者をはじめとした沿線への来街者が普段使い慣れているVisaのカードで手軽に運賃決済できる環境を整備し、旅行者の利便性向上図るというもの。

今後、実証実験の状況を評価しながら導入路線の拡大や、当決済スキームを利用した新たなサービスの実施についても検討していく予定とのことだ。

概要

Visaのタッチ決済専用機器を新たに設置した対象の空港連絡バス（大崎駅・武蔵小山駅・大井町駅・品川シーサイド駅－羽田空港線）において、Visaのタッチ決済対応カード（クレジット、デビット、プリペイド）やスマートフォンなどを乗車時に専用機器にかざすことで、運賃精算を行なうことができる。なお、対象路線以外では、Visaのタッチ決済は利用できない。

■実施時期：2023年3月1日～
■対象路線：東急トランセおよび京浜急行バスの運行する「大崎駅・武蔵小山駅・大井町駅・品川シーサイド駅－羽田空港」線
※Visaのタッチ決済は羽田空港行き便のみ対象（空港発の便は従来通り空港ターミナルにあるクレジットカード決済機能付き券売機にて決済)
※小児運賃、複数人利用の場合は、乗車時に乗務員へ申し出
■対象者：タッチ決済対応カード（クレジット、デビット、プリペイド）やスマートフォンなどを所持している人
■対応ブランド：Visa
※今後JCBや銀聯などのほかのブランドにも対応予定