GNオーディオジャパンは、週3回以上WEB会議を行う20~50代のビジネスパーソンを対象にオンライン会議と周辺デバイスに関する調査」を実施。61.7%が音声トラブルで会議が遅延した経験を持つなど、などの回答結果をグラフにまとめて発表した。
約6割が週に1回以上、複数名で会議室からオンライン会議に参加
コロナ禍でオフィスワークとテレワークなど複数の働き方を組み合わせたハイブリッドワークが主流になってきたが、行動制限の撤廃に伴い、リアルで会議室に集合して参加する人とオンラインで参加する人が融合して行われる“ハイブリット会議”も増加していることがわかった。
実際に47.4%が、行動制限があった時期に比べ増加していると回答したほか、約6割が週に1回以上は複数名で会議室からオンライン会議に参加していると回答した。今後もさらにハイブリット会議が増加していくことが予測される。
59.7%が1人で参加するよりもトラブルが多いと回答
会議室からハイブリット会議を実施する際、61.7%が音声トラブルで会議が遅延した経験があることが判明。
半数以上の59.7%が1人で参加するよりもトラブルが多いと回答しており、特に「相手の音声が聞こえづらい」「エコーやハウリング」がトップで、「複数名が同時に話すと聞こえづらくなってしまう」「自分の声が届いているかわからない」というトラブルが多いことがわかる。
ハイブリット会議でトラブルとして挙げられたエコーはハウリング、相手の声が聞こえづらいなどは、PC内蔵のスピーカーを使用していると良く起こるトラブル。
会議室から複数名でWEB会議に参加する際は、スピーカーフォンを使用することで、このようなトラブルを未然に防ぎ音声環境が整ったハイブリット会議を実施することができる。
スピーカーフォンを利用している人が多いが、その他のデバイス利用も目立つ
調査の結果、スピーカーフォンを利用が最も多かったものの、47.0%がPC内蔵スピーカー、40.3%がTV会議システムと、スピーカーフォン以外のデバイスを使用していることが判明。
またスピーカーフォンに求める機能は、「音がクリアに聞こえる高音質スピーカー」「エコーやノイズ、残響のキャンセレーション」「同時発話でも音切れしない機能」がトップに挙がり、対面で話しているかのようなスムーズなやり取りができる高性能なスピーカーフォンが求められていることから、スピーカーフォンの導入にあたっては機能性や質を重視する必要がありそうだ。
調査概要
調査対象:オンライン会議を週に3回以上行う20~50代の働く男女(合計300名)
調査期間:2023年2 月
調査エリア:日本全国
調査方法:インターネット調査
関連情報
http://www.jabra.com/speak2
構成/清水眞希