ミナ ペルホネンが初めてハウスメーカーとのコラボを実施
積水ハウスはファッションブランド「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」とのコラボレーションモデルハウス「HUE(ヒュー)」を、2023年4月28日、駒沢公園ハウジングギャラリーにオープンする。
「HUE」とは色相という意味から付けられたあたらしい提案の住まい。オリジナルデザインのテキスタイルを中心に、暮らしにまつわるプロダクトのデザイン活動を行うミナ ペルホネンが初めてハウスメーカーとコラボレーションしたモデルハウスだ。
日の移ろいと樹木の陰影が楽しめるダイニング
コンセプトは、色相のようにここから生まれる時の重なりが日々の記憶として喜びを創り、大切な想い出を家族が共有できるような家。同社では「ここから、真の豊かな住空間を発信してまいります」とコメントしている。
積水ハウスは、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンの実現に向け、人生100年時代における「幸せ住まい」を追求。そのためには長く「愛着」を持って住みつづけることのできる、顧客の感性に響く住まいの提供が必要だとしている。
一方、ミナ ペルホネンは、デザインを通じて、未来のためにできることを考え、常に100年後を想いながら活動を展開。オリジナルのテキスタイルを中心とした、衣服をはじめ、家具や器、店舗や宿の空間ディレクションなど、日常に寄り添うデザインに取り組んでいる。
今回、ミナ ペルホネンとのコラボレーションにより、積水ハウスがこれまで培った品質と技術に加え、ミナ ペルホネンによる感性に響くデザインとモノづくりの思想を取り込むことで、日々の暮らしに寄り添い、愛着を育む住まいを体現したという。
中庭を介して家族の気配を感じる木漏れ日のリビング
●コラボレーションモデルハウス「HUE」の特徴
社会価値を生む、美しく良質な社会ストック
(1)建てる程に美しい街になるエクステリアデザイン
(2)サステナブル素材の使用
(3)長寿命な社会ストックとしての価値
長きにわたり「愛着」が育まれる感性価値を提供
(1)自然(光・風・緑):自然を最大限味わう
(2)居心地:心地よく身を寄せる多彩なイドコロ
(3)愛着:暮らしの記憶が愛着として育まれる空間や素材
コラボレーションモデルハウス「HUE」は、ミナ ペルホネンのファウンダー/デザイナーの皆川 明氏がディレクションを手がけ、心地よく住まうための工夫や世代を超えて長く住み続けるためのアイディアが詰まった空間だ。
心地よい素材に触れ、自然を感じ、家族の変化に寄り添う余白のある空間は、過ごした日々の積み重ねにより「愛着」を育んでいくことへ意識を向けた提案になる。
積水ハウスとミナ ペルホネンは「HUE」を通じ、社会的責任として美しく良質な社会ストックを生み出し、長きにわたり「愛着」をはぐくむ空間デザインにより、顧客に寄り添った感性価値を提供していくという。
関連情報
https://www.sekisuihouse.co.jp/liaison/region_lia02/reg13/hue/
構成/清水眞希