コンピュータ周辺機器を展開するj5createは、ビデオ通話と併せてデスクの書類も写せる『書画カメラ機能搭載 フルHD Webカメラ JVU250』を発表。2023年3月3日より発売を開始する。価格は9,980円(税込)。
簡単3STEPで撮影を開始できる
JVU250は、ディスプレイに設置して自撮りしながらビデオ通話をしながら、デスクの書類も写せる「書画カメラ機能」を搭載したWebカメラだ。
ビジネスマンのテレワークや学生のオンライン授業が普及している中で、書類や図版を相手に見せるシーンも多いが、スキャナーが手元にないと不便を感じる場合も多い。
そこでJVU250は本体を同梱の可変式クリップやディスプレイ、別途用意の三脚に固定。次にカメラを90度前に倒すことで、簡単にデスク上の書類を撮影できる書画カメラ機能を搭載した。
新たなソフトなどは不要で、(1)本体を固定→(2)前方に倒す→(3)赤いボタンを長押し、以上の3STEPで撮影を開始できる。
また本体の赤いボタンを長押しするとパソコンに取り込む映像が180度回転するため、簡単に向きを変更して映すことが可能だ。
オートフォーカスとマニュアルフォーカスの切り替えが可能
JVU250はオートフォーカスとマニュアルフォーカスを搭載している。オートフォーカスは、自動的に被写体の距離を感知してピントに合わせて写す仕様だが、被写体が近距離、または透明や凹凸のある表面の場合に、うまくピントを合わせられない場合こもある。
その時は赤いボタンを押せばオートフォーカス→マニュアルフォーカスに切り換えを行ない、ノブを回して手動でピントを設定。安定したピントでの撮影をサポートする。
自立式の可変式クリップを同梱
可変式クリップは精密な構造設計による自立式となっており、安定して本機を立てることが可能だ。
たとえ三脚を持っていない人でも簡単にカメラを設置。会議室でミーティングしたり、操作のトレーニングをしたり、商品の開封動画を撮ったりすることができる。
磁力式のプライバシーシャッターを採用
悪質なソフトやパソコン設定のミスによる盗撮や消し忘れのトラブルを防ぐため、プライバシーシャッターを搭載。物理的にレンズは遮ることで、簡単かつ確実にに映像の流出をブロックする。
一般的なスライド式ではなく、マグネット式を採用しており、デザイン性も損なわない。
JVU250の主な製品仕様
インタフェース/USB2.0 Type-A、Type-C(UVC/UAC対応)
受像素子/1/2.9インチ CMOS センサー
フォーカス方式/オートフォーカス、マニュアルフォーカス
LED表示/オートフォーカス(AF):グリーン、マニュアルフォーカス(MF):オレンジ
有効画素数/1920(H) × 1080(V)、2百万画素
フレームレート/1080p/ 720p/ 640p / 480p / 360p @ 30FPS
画角/対角83.3度、水平75.4度
マイク/全指向性マイクx1
圧縮形式/H.264, MJPEG, YUV
固定方法/可変式ユニバーサルクリップ
プライバシー/マグネット式プライバシーシャッター
操作ボタン・ノブ/押す:AFとMFモードに切替、3秒長押し:映像を180度回転、ノブ:MFモードで回してフォーカスを調整
給電方式/バスパワー
外形寸法/幅100.7×高さ58×奥行き68.5mm
質量/約235g
※通話アプリ(Skypeなど)は解像度とフレームレートに制限されることがあります。
関連情報
https://jp.j5create.com/products/jvu250
構成/清水眞希