支払いは端末をかざすだけ。財布を持ち歩く必要もない。そんな利便性の高さからスマホ決済を利用する人が増えている。
ではスマホ決済サービスのユーザーは、どんな小売店・商業施設で同サービスを使っているのか?
MMD研究所はこのほど、18歳~69歳のスマホ決済サービスユーザー1,800人を対象に「2023年1月スマートフォン決済利用動向調査 第2弾」を実施し、その結果を発表した。
スマホ決済サービスのチャージ方法・連携方法、PayPayは「銀行口座からのチャージ」、d払いは?
18歳~69歳のスマホ決済サービスユーザー1,800人を対象に、メイン利用しているスマホ決済サービスのチャージ方法・連携方法について聞いたところ、最も利用しているQRコード決済サービス上位であるPayPay(n=150)は「銀行口座からのチャージ」が28.0%、d払い(n=150)は「スマートフォン料金と合算払い」が44.7%でそれぞれトップとなった。
最も利用しているスマホ非接触決済サービス上位であるモバイルSuica(n=150)は「クレジットカードからのチャージ」が56.0%、iD(n=150)は「クレジットカードとの連携」が60.0%でそれぞれトップとなった。
スマホ決済サービスを使い始めた理由
18歳~69歳のスマホ決済サービスユーザー1,800人を対象に、メイン利用しているスマホ決済サービスを使い始めた理由を聞いたところ(複数回答可)、QRコード決済サービス(n=900)では「ポイントがたくさん貯まるから」が40.3%、スマホ非接触決済サービス(n=900)では「会計がスピーディーに終わるから」が35.4%でそれぞれトップとなった。
スマホ決済サービスを利用する場所の上位は「コンビニエンスストア」「スーパー」「ドラッグストア」
18歳~69歳のスマホ決済サービスユーザー1,800人を対象に、メイン利用しているスマホ決済サービスをどのような場所で利用しているか聞いたところ(複数回答可)、「コンビニエンスストア」が59.8%と最も多く、次いで「スーパー」が43.1%、「ドラッグストア」が39.7%となった。
次に、メイン利用しているスマホ決済サービスの利用を場所ごとに聞いたところ、利用場所上位のコンビニエンスストアはnanacoモバイルユーザーの82.7%、au PAYユーザーの73.3%、d払いユーザーの68.0%が利用していることがわかった。
スーパーではモバイルWAONユーザーの77.3%、PayPayユーザーの51.3%、iDユーザーの49.3%が利用していることがわかった。
ドラッグストアでは楽天ペイユーザーの55.3%、d払いユーザーの54.0%、au PAYユーザーの49.3%が利用していることがわかった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
<調査概要>
「2023年1月スマートフォン決済利用動向調査 第2弾」
調査期間:2023年1月27日~1月31日
有効回答:1,800人
調査方法:インターネット調査
調査対象:18歳~69歳のスマホ決済サービスユーザー
※QRコード決済サービス(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、LINE Pay)もしくはスマホ非接触決済サ
ービス(モバイルSuica、iD、楽天Edy、QUICPay、nanacoモバイル、モバイルWAON)のいずれかのサービスをメイン
利用している人(各n=150)
設問数 :9問
出典元:MMD研究所
構成/こじへい
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